
「長い夏休み、親子で何してあそぶ?」
「せっかく時間があるから、いつもと違う遊びがしたい」
そんな皆さんのために、夏ならではの絵本を選びました。
絵本を読んで、絵本の真似をして同じ体験をさせてあげるとめっちゃ喜びます。もちろん、逆に体験の後に関連書籍を読むのもオススメです。
特に小さな子には本物を見せることがとても大切と言われています。
絵本で見る
→本物を見る
→頭の中で繋がる(百聞は一見に如かず)
まるで絵本の中に入ったような体験をすることで、ますます絵本に親しみを覚え、本に対する興味が爆上がりしますよ。

【moco(もこ)】
●9歳差姉弟をもつ、2児の母
●本を読まなかった子供時代から一変!こどもへの読み聞かせをきかっけに、読書にハマる
●絵本の世界観を実生活とリンクさせる子育て実践中
●詳しいプロフィールはこちら
【たべもの編】
食べるだけじゃない!「すいかのプール」
韓国発!涼を感じるほのぼの絵本。
おっきなすいかが、パカッと割れたら……そこは「すいかのプール」!
すいかをプールに見立てる、ユニークな発想がたまらない!
赤い果肉が広がるプールで、子どもたちは泳いだり、浸かったり、夏を満喫。見ているだけでひんやり気持ちよく、読みながら涼しい気分になれる絵本です。
セリフの吹き出しやアングルの工夫で、文字が少なくてもストーリー性が豊か。
小さなお子さんにもぴったりです。

すいかのサックサック感、響き、音がキレイです。
絵本を読んだら、ぜひすいかを親子で一緒に食べて質感・響きを一緒に楽しんでくださいね。

やってみたいレシピが満載「キッチンラボ どうしてそうなる?実験レシピ(食材編)」
トルコアイスも作れる!? 夏休みにぴったりの「食べられる自由研究」
トルコアイスを食べたこと、ありますか?
びよ〜んと伸びる不思議なアイスに、ついワクワクしてしまいますよね。
実はこれ、家庭にある身近な食材で再現できちゃうんです!
この本には、作って楽しい・食べておいしい「実験レシピ」が全部で12個。
どれも写真付きでわかりやすく、作り方はもちろん、「どうしてそうなるのか?」という科学の原理も丁寧に解説されています。
自由研究や親子クッキングにもぴったり。
「やってみたい!」が見つかる1冊です。

【いきもの編】
あなたの夏の音は聞こえますか?「なつのいちにち」
絵本でよみがえる、あの「まぶしい夏の日」
あなたの「夏」といえば、何を思い浮かべますか?
この絵本は、全身の力をふりしぼってクワガタを捕まえようとする少年の姿を、ダイナミックな絵とともに描いた作品です。
照りつける日差し、セミの鳴き声、入道雲、夕立、雨の匂い…。ページをめくるごとに、その場の空気が伝わってくるような臨場感があります。
懐かしい夏の記憶が蘇る1冊です。
思いっきり叩ける絵本「カ どこいった?」
前代未聞!「蚊」をやっつけるしかけ絵本。
手にとまった「カ」を、ページをめくってやっつけよう!
「パーン!」
勢いよくページをめくると、まるで本当に蚊をたたいたような爽快感!
……と思ったら、逃げられた!?
どこまでも逃げる蚊を追いかけて、何度もページをめくりたくなる!
最後は、蚊をやっつけることはできるのか――?
まるでゲームのように、「遊べる絵本」です。

他にも、しかけ絵本が知りたい方はコチラで紹介しています。
名人の技を伝授!「せみとりめいじん」
セミとりの極意、こっそり教えます!
夏といえば、セミとり!
でも、なかなかうまく捕まえられない…という子におすすめの一冊です。
この絵本では、「せみとり名人」と呼ばれる男の子が、独自の「セミとりテクニック」を惜しげもなく披露してくれます。
たとえば、網は市販のものじゃなくて、お手製の「針金+ビニール袋」の特製アイテム。
他にも、セミに人気の木や採り方のコツなど、テクニックを余すことなく教えてくれる絵本です。

ぬけがらにフォーカス!「ようこそ!虫のぬけがら博覧会」
虫が苦手でも楽しめる!? 驚きと発見の「ぬけがら」ワールド!
迫力満点!
トンボ・セミなど、おなじみの抜け殻がたくさん詰まった図鑑のような写真絵本。
でも、ただの写真絵本ではありません!
脱皮したときの様子を想像したり、「え、こんなところで抜けたの!?」という不思議な発見があったり、ページをめくるたびに虫たちのドラマが浮かび上がってきます。
抜け殻なら集めやすい、虫が触れない私にぴったりの(笑)写真絵本でした。
もちろん、虫好きの息子にもばっちりハマりました!


実体験絵本「いそあそびしようよ」
海に行くなら「泳ぐ」だけじゃもったいない!
磯あそびの魅力をぎゅっと詰め込んだ夏にぴったりの絵本
夏休み。物知りで頼れるお兄ちゃんと一緒に「磯あそび」へ。
岩のすきまをのぞいたり、小さな生き物を見つけたり、泳ぐのとはまた違う、わくわくの世界が広がります!
磯遊びの注意点や、捕れるいきものの種類なども詳しく解説してあります。図鑑のようにも楽しめる、ストーリー絵本。

ぼくが磯遊びにいった様子は別の記事で紹介しているよ。

家族の日常あるある「あっごきぶりだ!」
ありそうでなかったゴキブリの絵本。
夏になると活発になる、黒くてすばしっこいアイツ。「G」と呼ぶ人がいる程の嫌われ者。
誰もが一度は経験する「家族でのパニック劇」が、テンポよく、ユーモラスに描かれています。
見つけた瞬間の絶叫、見失ったあとの恐怖…。
「わかる〜!」と思わず笑ってしまうシーンの連続で、読むだけで盛り上がる絵本です(笑)
【その他】
わごむを準備して読もう!「わごむまつり」
輪ゴムの準備はいいですか?
ページをめくると、そこにはにぎやかなお祭り(縁日)の世界。
お面に金魚すくいに射的…ワクワクする屋台がいっぱい。
でも、この絵本、ただ読むだけじゃないんです。
なんと、輪ゴムを使って実際に遊べるんです!
たとえば…
・顔の輪郭に輪ゴムを乗せて、お面のできあがり!
・金魚すくいでは、輪ゴムがポイに早変わり!
・そして、輪ゴムを飛ばせば射的ゲームのはじまり!
輪ゴムでこんなにも遊べるなんて驚きました。
「読む × 遊ぶ」体験ができる新感覚ゲーム絵本の登場です。

焼きそばを作るシーンでは、家中の輪ゴムが全部なくなりました(笑)
宝物だね「どろだんご」
つくりたくなる!読んで楽しい、感じてうれしい土の絵本
この絵本でまず魅かれるのはイラスト!
泥はデコボコ、ザラザラ、更にピカピカ光って見える程リアルに描かれています。対照的に、手は豪快に、だけど味のある絵に仕上がっていて、どろだんごの存在感が際立っています。
また、「どぼどぼ」「ざりざり」「たぷたぷ」など、感触を表す響きもとっても豊か!
私はさらすな(細かい砂)をどろだんごにまぶすのが大好きだったなぁと子供時代を思い出しました。
これを読めば宝物のようなどろだんごの作り方がわかります。

夏の泥水って冷たくて気持ちがいい、夏こそ豪快に土遊びを楽しみたいです!
こんな蚊取り線香みたことがない!「かとりせんこう」
詩のようなリズムの良いフレーズが並ぶ、ユーモアな絵本。
蚊取り線香を焚くと、
「けむりが もんもん」
「かが ぽとん」
ここまでは普通の蚊取り線香ですが、この超強力な蚊取り線香は、蚊を落とすだけでは飽き足りません。
新聞紙の文字や、おじさんのおひげまで、あんなものやこんなものまで「ぽとん」。
オチまでしっかり楽しい一冊です。

最後はどうやって火が消えるかわかるかな?

この夏、親子で読んでみたい本はありましたか?
楽しい夏の思い出を作ってくださいね。
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