今回は「歯」をテーマにした絵本を5冊ご紹介します。
毎年「6(む)4(し)」にちなんで6月4日に「虫歯予防デー」を実施しています。学校の歯科検診も6月頃に実施されることが多く、6月は「歯」を意識する月間になるのではないでしょうか。
こどもの歯磨きは大変ですが、歯について親しみ、歯を大切にする気持ちが高まる絵本をご紹介します。
目次から好きな項目に飛べるので、ご活用ください↓↓
【歯について学ぼう】
はじめに、歯について親しむために「乳歯」について学べる絵本をご紹介します。
歯はおともだち「にゅうしちゃん」
「歯」について学べる図鑑のような絵本。
赤ちゃんの元にやってきた「にゅうしちゃん」は大事なお友達。全員揃うとなんと、20人!それぞれの役割も違っています。
「切歯」かみきる
「犬歯」きりさく
「臼歯」すりつぶす
20人みんなが力を合わせて食べ物を細かくしてくれているので、お友達みーんな仲良くしてあげましょう。
優しく歯磨きをしてあげないと、お友達が傷ついてしまうよ、大事にしてあげようね、ということが伝わる一冊です。
ふんわり優しいイラストが特徴。
虫歯についてもきちんと教えてくれるオールマイティーな絵本です。
【はみがきって楽しい!】
はみがきを嫌がるこどもは多いですよね。
絶対に口を開けなかったり、歯ブラシを噛んでしまったり、歯ブラシを持ったまま走り回ったり…。毎日の歯磨きは本当に大変です。
虫歯を怖がらせるのではなく、歯磨きが楽しくなる絵本を2冊紹介します。
出発進行!「はみがきれっしゃ」
歯磨きが嫌いなたっくんの元にやってきた「はみがきれっしゃ」。
お口の中に入ったら「まえのは駅」にとうちゃーく。次に向かうは「おくのは駅」。
ピカピカに磨きながら、どんどん列車が進んでいく楽しい絵本です。
文字も少なく、小さな子にもわかりやすい!
対象年齢は2歳頃~です。
絵本を読んだ後に、同じように声かけをしながら歯磨きをしてあげてください。きっと喜んで歯磨きしてくれるはず!
歯の磨き方を教えてくれる絵本「ハーピカせんにん」
ギャグも技もキラリと光る笑える絵本。
食べると虫歯になる「ムシバニナールまんじゅう」を食べてしまった、ましろちゃん。そのピンチにやってきた「ハーピカせんにん」の元で厳しい修業をすることに。
「心技体 歯~!!」
まずは、ハブラシの持ち方から修行開始!
果たして、ハーピカ流奥義「ハーピカフラッシュ」を体得することができるのか?
カッコいい技が好きな子に特にオススメです。
ぼくも「ハーピカフラーッシュ!」の練習をしているよ!
息子が虫歯になりました
現在小学校1年生の息子の話ですが、5歳の誕生日の頃に虫歯になりました。
しかも、上下左右の奥歯1本ずつ、計4本です。
ある日突然、「歯が痛い~」と泣き出したのですが、見た目はそんなに黒くもなく、素人目にはわかりませんでした。
歯医者さんで診てもらうと、歯と歯の間が虫歯になっているとのこと。明かりで照らしてよーく見せてもらうと確かに穴が!!!
実は、歯磨きが大変すぎて、面倒になって、夜だけしか歯磨きをしていませんでした。
夜の歯磨きも、口を開けなかったり、歯ブラシを噛まれたり、常にクネクネ動いていたりするので、気持ちに余裕がない日は仕上げ磨きをしていませんでした。
結果、4本もの虫歯です。
トホホ…。
幸い、まだ乳歯だったので治療した歯は生え変わるとのこと。
永久歯が生えてくる前に痛い目にあってよかったと前向きに捉えることにしています。
実際、息子も治療が痛かったらしく、最近は朝も歯を磨き、夜の仕上げ磨きも大人しくするようになりました。
歯医者さんからのアドバイスとしては
「仕上げ磨きの歯ブラシは子供用と分けてください。」
こどもは、「磨く」というよりもハブラシを「噛む」ことが多いようで、すぐに毛先が開いてしまいます。先が広がったハブラシで仕上げ磨きをしてもあまり意味がないので、「仕上げ磨き専用のハブラシ」を準備するようにアドバイスをもらいました!
すぐに毛先が開いてしまう方は、一度お試しくださいね。
【歯(乳歯)が抜けるのは恐い?】
こどもにとって初めて歯が抜けることは大人への第一歩。とても嬉しい体験です!
でも、歯がグラグラしてくるとちょっと不安になりますね。
私自身こどもの頃、姉の生え変わりを見ていたものの、実際自分の歯がグラグラしだすと漠然とした不安に大騒ぎをしていた記憶があります。
でも、あらかじめ「生え変わり」についての知識があると、「不安」から「憧れ」に変わりますよ。
「歯が抜ける」がテーマの絵本を2冊ご紹介します。
歯が抜けたらどうなるの?「はがぬけた に~」
歯が抜けたらどうなるの?
だいすきなカレーライス、食べられるかな?「わたし」にはまだわからない。
おにいちゃんが歯の抜けた穴にストローやポッキーを差し込むイラストが息子はお気に入りで、何度も「読んで」と言って持ってきます。
歯が抜けることに対する漠然とした不安を憧れに変えてくれる一冊です。
歯ぬけの子供たちの表情がなんとも誇らしい。
文字が少ないながらも、こどもの気持ちをよく表していると思います。
歯が抜けた後も楽しい!「歯がぬけた」
抜けた歯はどうしていますか?
夫の実家では「ねずみの歯と替えとくれ」と言って、縁の下や屋根に投げていたそうです。
夫の地方だけの話かと思っていましたが、どうやらこの絵本でも同様のことをしていたので昔からの習わしのようですね。
外国ではぬけた歯を妖精がコインと替えてくれるという話もあると書かれていました。ネズミの歯とコインだったらコインの方がいいなぁと思ったり。
さてさて、主人公の「ぼく」は抜けた歯について、なにやらいいことを思いついたようですよ(笑)
歯が抜けたことを喜ぶストーリー絵本です。
こちらの絵本でもやはり抜けたところからストローでジュースを飲む場面が描かれています。
コロコロ変わる表情が息子そっくりでした。
【祝☆歯がぬけました】
6歳になる少し前の話ですが、歯がグラグラしだしてから約2週間、ついに息子の歯が初めて抜けました。
「歯が抜けた~!」
朝ごはんの途中で抜けたみたいです。
こども園のお友達の中には給食の最中に抜けた子が大泣きしていたようで、グラグラしだすと「痛いかなぁ。。。」と心配していましたが、「痛くなかったよ~☆」と嬉しそうでした。
やったね☆
おめでとう!!!
「ポッキーを突っ込むのが夢だった」という息子と一緒に念願のポッキーを買いにいきました。
写真は普通のポッキーよりも細い
「ポッキー<極細>」
こどもの歯って小さいですね。
極細のポッキーでも、差し込んで口をしっかり閉じるのが難しいくらい。このかわいい歯がだんだん大きくなると思うと嬉しくもあり、寂しくもあります。
ちょうど虫歯で歯医者さんに通院中だったのですが、歯医者さんが歯が抜けたことを確認してご厚意で乳歯ケースをプレゼントしてくださいました。
抜けた歯は息子の宝物になりました。
これから生えてくる永久歯も宝物のように大事にしてほしいです。
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