こんにちは!mocoママです。
今回は節分が近いということで、「鬼」が登場する絵本を紹介します!
節分はもともとは四季の分かれ目を意味し、立春の前日のことを指します。寒い冬から春を迎えるにあたり、最後の日に邪気を払い新年の幸せを祈りました。
この日に、災害や病気など悪いものを「鬼」と見立てて、豆をまいてはらうという宮中行事から一般にも伝わり、現在の節分になったと言われます。なぜ、豆をまくのかといえば、大豆には穀物の霊が宿っており、その霊力が悪霊や毒に勝つと信じられていたためです。また「魔滅(まめ)」に通じるからとも考えられています。
「せつぶんのひのおにいっか」作:青山友美より引用抜粋
息子が2歳の頃、子育て支援センターの節分行事に「鬼」がやってきました。剝きだした目、鋭い牙、金棒に息子は号泣!!!私にしがみついて震え上がっていました。
その様子を見ていた私は息子を可愛く思っていたのですが、息子からすると、とんでもなく恐い化け物がやってきたと感じたようで、その後数日、支援センターに足を踏み入れようとしませんでした。
ということで、「鬼」が登場する面白い絵本を紹介します。こわい鬼、優しい鬼、いろんな鬼が登場するよ!
【1歳頃~たのしめる】
イヤイヤ期真っ最中「おにのこ にこちゃん」シリーズ
エビカニクスでおなじみの「ケロポンズ」が手掛ける『おにのこ にこちゃん』シリーズ。
イヤイヤ期真っ最中のにこちゃんが、素直に感情を爆発させるお話。それを見たママパパが、あの手この手で良い方向へと導いてくれるストーリーです。
1歳半くらいのお子さんに読んであげたのですが、共感しているのか、納得しているのか、お話に興味津々。ほめたり、楽しんだり、ちょっとずつですがイヤイヤ期の出口へと向かっていってくれるといいですね。
【3歳頃~たのしめる】
行事絵本の定番「せつぶんセブン」
おっちょこちょいなヒーロー「せつぶんセブン」が幼稚園にやってきた!鬼のパンツような柄の服を着ていたから、鬼と間違えられてしまったセブン。
「自分の中の悪い鬼」のお面作りから、豆の投げ合い、セブンが一緒だと更に行事が楽しいね!歳の数だけ食べる豆。セブンはいったい何個食べるのかな?
節分アイテムの由来や、せつぶん博士になれるクイズも掲載された、節分行事を一緒に楽しめる絵本です。
おにぎりへの愛が半端ない!「オニじゃないよ おにぎりだよ」
おにぎりが大好きなオニ達。
人間たちに美味しいおにぎりを食べさせてあげようと、にぎる、にぎる、どんどんにぎる。梅に昆布にオムライス?バラエティーに富んだおにぎりを大量にこしらえました。
でも、こんなに頑張ったのに、人間たちに恐がられてしまったよ。さぁ、どうしよう!オニ達の必死さがオオウケ!ちょっと切ない?心優しいオニ達のお話です。
シゲタサヤカさんの絵本はいつもお腹が空いちゃうよ。それにしても、オニの飲み物「しいたけジュース」が気になる…。
普通のおふろと思ったら…「おにのおふろや」
お風呂屋さんにやってきたそうた君。その名も「おにのゆ」。でも、入ってみるとびっくり!おに、おに、おに!お客さんはみんな鬼でした!そうた君も、こわごわあつーいお湯に浸かると、なんと、にょきにょき「つの」が生えてきた!!!
鬼たちの豪快なお風呂の姿に、温度も気分もどんどん盛り上がる絵本です。
本当に「おにのゆ」という名前だった?
【5歳頃~たのしめる】
こわ面白い絵本「だれのパンツ?」
こわ面白いお話で、息子に何度も読んでと言われました。
「タロウ」が公園で拾ったデカデカパンツを、落とし主に届けにいくという、大冒険のお話。見慣れたはずの団地には摩訶不思議なドアが出現し、途中にはゴリラやクモ、なんとおばけまで住んでいました。それでも勇気を出して進んでいくと、屋上にはパンツの持ち主が住んでいて…。
ラストは大迫力で豪快なイラスト、あっと驚くような展開にどきどきが止まりませんでした。ページごとに謎を解くヒントも隠された、細部まで見逃せない絵本です。
絵がリアルすぎてこわかった~!もう一回読みたい(笑)
迫力満点!これぞ地獄!「じごくのそうべえ」
桂米朝の高座で名高い上方落語を題材に、関西弁を駆使して描くスケールの大きな落語絵本です。
お話の冒頭、事故で死んでしまった軽業師の「そうべえ」。火の車、三途の川、閻魔大王、鬼など「THE 地獄」の登場に息子、震え上がる。。。
糞尿地獄や人食い鬼、熱湯の釜、針の山、想像するだけでも恐ろしい地獄の刑が次々と襲いかかります。さあさあ、どうやって地獄のピンチを切り抜けるのか?
落語ならではのリズム、知恵や滑稽な場面がとても面白いお話です。
人食い鬼のお腹の中で、こちょこちょしたり、やりたい放題するのがめっちゃ面白い。
以上、参考にしていただけると幸いです。
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