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【まるでジオラマ!日本の団欒を描いた絵本2冊】こたつ・なつやすみ

『こたつ』
『なつやすみ』
作:麻生知子
出版社:福音館書店
mocoママ
mocoママ

こんにちは!mocoママです。
きょう、なによむ?

じゅん
じゅん

『こたつ』『なつやすみ』が読みたい!!

mocoママ
mocoママ

ある家族の団欒(だんらん)風景にほっこりした気持ちになりました。

素朴だけど細部まで作りこまれたイラスト。俯瞰(ふかん)で見るユニークな描き方。まるでジオラマのような世界観に引き込まれること間違いなし!

【どんな本?】こたつ・なつやすみ

・こたつ(2020年11月発売)
・なつやすみ(2023年6月発売)
2023年9月現在、この2冊が発売されています。

作者の麻生知子さんは画家としても活躍されていて、≪ワタリドリ計画≫というアートプロジェクトも実行されています。絵本の中にも「ワタリドリ」「渡鳥」が散りばめられ、それを探すのも絵本を読む楽しさになりました。

夏だったのではじめに「なつやすみ」の絵本を読みました。第一印象は「あ、なんかかわいい」。絵はとっても細かいのに、登場人物の目が ”ちょこん”としている、子供たちがのびのびと過ごしている様がとってもかわいかったんです。

調べたら「こたつ」という絵本が先に出版されていることもわかり、そちらも急いで読みました。では、ご紹介します。

【こたつ】

こたつといえば「冬」。
なかでもこのお話は大晦日から元旦にかけてのお話です。

お話はいたってシンプル。「こうたくん」は朝起きてこたつに入り、宿題をしたり、ともだちが来たり。夜は除夜の鐘をつき、元旦には親戚が集まります。

普段の生活の中に描かれたちょっとしたハプニングや、ぷぷっと笑えるエピソードに「うちの子・家族にそっくりやん!」と、親しみがわきました。

見どころは、定点観測で描かれている点!表紙同様にまるで家の中を上から覗いているように生活が流れていきます。いままでにない新しい絵本との出会いでした。

ちょうどお土産でいただき、息子が絵本とリンクして大好きになりました。

絵本の中では「渡鳥サブレー」としてこっそり登場します。探してみてくださいね。

じゅん
じゅん

ぼくの家もこたつ出してほしいなぁ。除夜の鐘ってどんなんだろう、行ってみたいなぁ。

ゆん
ゆん

年末はおばあちゃんの家で、お餅を丸めて、紅白歌合戦を見るのが私の楽しみです。いとこもたくさん集まるのでとっても賑やかです!

mocoママ
mocoママ

こたつの暖かさと、こたつに集まる家族の温かさがギュッと詰まっています。個人的にはてんぷらの絵が大好きです。衣のサクサク感をどうやったらこんなにもリアルに表現できるのだろうと驚かされました。

【なつやすみ】

夏といえば「なつやすみ」
なつやすみのイベントが盛りだくさんなお話です。

こちらは定点観測だけでなく、家の見取り図のような、平面なのにジオラマのような目線で描かれています。細かいところ、奥までのぞきたくなるような魅力溢れるつくりに引き込まれました。

おはなしは…なつやすみに、いとこが遊びに来ました。みんなでプールに行き、夜はお祭りに。おまつりの金魚すくいに夢中になっていたこうたくん。「あれ?みんな、どこ?どこいっちゃたの?」迷子になったこうたくん。

ラストのページは圧巻の観音開き!まるでおまつりの地図ですこの世界に入って楽しみたい!

でも、まずはこうたくんを探してあげましょう!

おまつりといえば…コロナで中止だったおまつりが、4年ぶりに開催されました。兄弟おそろいのメガネを景品でゲット!

じゅん
じゅん

家の中が透けているみたいで、いろんな部屋が見えるのがとっても楽しい絵本。こうたくんが浴衣に着替えるシーンが面白いんだよね~。

mocoママ
mocoママ

観音開きのおまつりシーンではリアルな夜店に目を奪われました。どのお店にも興味がそそられました!他にもプールのシーンで描かれた水しぶきや水の揺らぎも大好きです。

対象年齢は何歳くらい?

5歳頃~が情景を思い浮かべるのにピッタリだと思います。

私は主人公の名前「こうたくん」を「こどもの名前」に変えて読みました。

「なつやすみ」の絵本では「どの夜店に入るー?」と話しながら読むと更に楽しめますね。

mocoママ
mocoママ

以上、参考にしていただけると幸いです。

また、ほかにも本を紹介していきますね!

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