

こんにちは!
mocoママです。
今回は脳みそフル回転、見た目のインパクト大な絵本を7冊紹介します。
「なかなかお話を聞いてくれない」
「じっと聞くのが苦手」
絵本を読み聞かせしたいけれど、長時間聞くことが苦手な子には、見た目にインパクトがある絵本がおすすめです。
ポイントは「次どうなると思う?」とクイズのように質問しながら読み進めること。
ページをめくる前に一度考えることで、想像力がグンと高まります!
では、勝手にページをめくってしまうほど夢中になる絵本7冊ご紹介~。

【moco(もこ)】
●9歳差姉弟をもつ、2児の母
●本を読まなかった子供時代から一変!こどもへの読み聞かせをきかっけに、読書にハマる
●絵本の世界観を実生活とリンクさせる子育て実践中
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【イラスト絵本】
はじめの2冊は、メガネをかけると不思議な世界を体験することができるお話。
こどもがすぐにかけたがる「メガネ」を使っているところがポイントです。
読んだ後は「メガネごっこ」をしてあげると喜びますよ。
1.何に乗っているでしょうか?「すけすけのりもの」
【ジェスチャーゲームのように楽しいあてっこ絵本】
不思議なふしぎな魔法のめがね。
このめがねをかけると、なんと乗り物が透けて見えなくなってしまうんです!
街ゆく人、公園で遊ぶ子供たち、ふわふわと浮いて楽しそうにしているけれど、いったい何の乗り物に乗っているのでしょうか?
バス?ベビーカー?一輪車?
登場人物の姿勢や表情から乗っている乗り物を想像してみよう!
めがねをかけてある乗り物に乗ると「真っ白の雲の絨毯」が一面に広がって見えるシーンが新鮮で、まるで空を飛んでいるように感じました。
あの鉄の塊でできた乗り物がアクリル板で透明に作られていたら、景色抜群でめちゃめちゃ気持ちよいだろうなぁ。
さて、この乗り物はなんでしょう?

2.繊細な断面イラスト!「すっぱりめがね」
【普段は見えない「中身」をのぞいてみよう】
『すっぱりめがね』は、普段は見えない「中身」に興味津々な子どもにぴったりの絵本です。
不思議な「すっぱりめがね」をかけると、なんとあらゆるものの中身が見えてしまうんです!
その中身とは、何と「断面図」。
まずは野菜の断面から始まり、おにぎりや急須、魚やラーメンまで、ページをめくるたびに意外な「中身」が次々に現れます!
そして、最後にはピアノや家まで、思わず驚いてしまうような断面が登場!
あり得ないものが断面図で描かれた繊細なイラストに、ページをめくる手が止まらなくなること間違いなし。
さらに、ページをめくる前に何が出てくるかを想像する楽しさも味わえます!
好奇心旺盛な子どもたちの探究心を刺激する一冊です。

見えないからこそ気になる「断面」
一度想像してからページをめくって読んでみてください。
3.ねこいる?「ねこいる!」
【衝撃の絵さがし!隠れた猫を見つけよう!】
『ねこいる!』は、1ページ目から思わず見返したくなる絵本です。
「ねこいる?」という問いかけから始まり、猫たちがあり得ない場所から次々に登場!
フランスパンの中から、リコーダーの中から、跳び箱の中から…猫たちは「バババーン!」と飛び出してきます!
どこに猫が隠れているのかを探すのが楽しくて、ページをめくる手が止まりません。
ページごとのリズムの良さがあり、次々と猫を見つけることがワクワク感を引き立てます。
そして、最後に待ち受ける衝撃の結末は必見!
驚きと楽しさが詰まった一冊です。

1ページ目から、本当に猫の見落としない?
表紙だってスペシャルだよ!
【写真絵本~いい意味で騙される~】
4.固定概念を覆す「じゃない!」
【思い込みを捨てて読んでみよう!衝撃の写真絵本】
表紙の写真をよーく見てみてください。
バナナの房に一本だけ混じったきゅうり…でも、皮をむくと中身はなんと「バナナ!」
みかんのように見えて、実は「トマト!」…
一見、普通の食べ物に見えるものの上に、別の食べ物が描かれているのです。
写真をじーーーーっくり観察して、本物の正体を想像してみてください。
当たるとすごく嬉しいですが、大抵は想像のはるか上をいく驚きの答えが待っています!答え合わせで度肝を抜かれること間違いなし。
頭をフル回転させて挑戦するこの絵本、楽しさと驚きが詰まっています。

色、ツヤ、立体感!
どれをとっても素晴らしい!
とても絵で描いたとは思えない!
5.木でできたニセモノはどっち?「どっち?」
【夢中でページをめくりたくなる!どれが本物?木でできたニセモノを当てよう】
『どっち?』は、思わず「え?うそ!どっち?」と声を上げてしまう、夢中でページをめくりたくなる絵本です。
テーマは「木」でできたもの。
本物の中から、木で作られたニセモノを当てる形式の写真絵本です。
「木でできているのはどれだろう?」と考えながらページをめくると、ほとんどの場合、予想が外れてびっくり!
ひっくり返して裏側を見せらても、まさかの木製?という精巧な作りに、驚きが止まりません。
パンやカステラ、ピスタチオなどは、木の質感をうまく生かした作品もあれば、注がれたコーヒーのように、木で液体を表現したものもあり、見ているだけでワクワクしてしまいます。
どれが本物で、どれが木でできたニセモノなのか、あなたも挑戦してみてください!
ページをめくるたびに、驚きと楽しさが広がる一冊です。

わたし、このコーヒー出されたら、間違えて飲んでしまうよ(笑)
キボリノコンノさんについてもっと知りたい方には、こちらの「キボリアル」がおすすめ。
木彫りはじめたきっかけや、作品作りの工程、裏側が盛り込まれた大人向けの作品集です。
この中では「溶けかけの氷」「割った卵の黄身と白身」といった透明作品が特に素晴らしかったです。
固いものから柔らかいものまで、自由自在に操る天才アーティストに目が離せませんでした。
【写真絵本~ユーフラテス~】
Eテレで大人気「ピタゴラスイッチ」の制作にも携わっている「ユーフラテス」は表現方法の研究を基盤として活動しているグループです。
佐藤雅彦さんと共に、想像力・発想力豊かな書籍を多数執筆されています。
6.まるでかくれんぼ「なにかがいる」
【隠れた生き物を探してみよう!擬態の世界が広がる写真絵本】
『なにかがいる』は、絵さがしのような楽しい写真絵本です。
表紙に描かれた緑の苔が生えた木。
その中に、何かがかくれんぼしているのがわかりますか?
本物のように描かれたイラストも素晴らしいですが、自然界には「擬態」という驚くべき機能があります。
この絵本では、言われなければ気づかないような、ひっそりと静かに潜む生き物たちが登場。
その数なんと16種類!
ほとんど文字がなく、絵だけでも十分楽しめるので、じっくりと眺めるだけでワクワクが広がります。
擬態の美しい世界を堪能できる一冊です。
7.好奇心を掻き立てる「中をそうぞうしてみよ」
【見えないものを想像する楽しさ!鋭い着眼点が光る絵本】
表紙に描かれた椅子には、何本の釘が使われているのでしょうか?
その答えは、なんと20本!
この絵本の斬新な数え方は、X線(レントゲン)撮影を使って、見えないところまで透視するという発想から生まれています。
単に椅子のX線写真があるだけでなく、釘に注目させることで、「中を想像させる」という楽しさを引き出しているのです。
「本物の花と作り物の花の違い」や「ボールペンの先の秘密」など、普段は見えない部分にスポットを当てることで、知らなかった情報が次々と明かされました。
大人も思わず「釘付け」になる、ワクワクが詰まった一冊です(釘だけに…(笑))。

以上、参考にしていただけると幸いです。
また、ほかにも本を紹介していきますね!
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