

こんにちは!mocoママです。
今回は「時計」に関する絵本をご紹介します。
「こどもに少しずつ時計を読めるようになってほしい」
「学校で時計の勉強をしたけれど、イマイチ理解しきれていない」
こんなお悩みはありませんか?
こどもに時間を伝えたいけれど、すぐに理解することは難しいですね。
そこで、段階を踏んで時計や時間に親しむことで、スムーズに時計が読めるようになる絵本を7冊ご紹介します。

【moco(もこ)】
●9歳差姉弟をもつ、2児の母
●本を読まなかった子供時代から一変!こどもへの読み聞かせをきかっけに、読書にハマる
●絵本の世界観を実生活とリンクさせる子育て実践中
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【小学校での時計の勉強】
小学校一年生の算数の勉強の中で、最も苦戦するのが「時計」の単元ではないでしょうか。
息子の小学校では、以下のような流れで学習しました(教科書は教育出版です)
・1学期の5月頃に、「〇時ぴったりの時間」「〇時30分」の2種類を学習。
・3学期の2月頃に、「〇時〇分」の読み方を学習。
授業中に、時計の模型を使って実際に針を動かしてみたり、算数のプリントを用いて時間の読み方について定着させていきます。
出版社によって、習う時期に違いはあると思いますが、概ねこのような流れだと思います。

入学前から、時間に関する絵本を読んでいたから、スムーズに学習できたよ。
【時計や数に親しむ絵本】
まずは、「時計に親しむ」「数を数える」ことを目的とした絵本を2冊紹介します。
1.「アンパンマンとげんきにあいさつ」
アンパンマン×時計の針を回せる知育絵本
累計104万部を売り上げているロングセラー。
時計の針をグルグル自分で動かすことができるのが特徴です。
「7じ おはよう!あさだよ。おきるじかんだよ。」
7時から始まり、8時あさごはん、9時パトロールといった、一日の生活に合わせたお話が流れに沿って、時計の針を合わせて遊ぶことができます。
あくまで目安なので、自分のおうちオリジナルのスケジュールで、楽しみながら時計の針をあわせて遊んでみてください。
アンパンマンが好きなお子さんにオススメです。

うちの子ども達は2歳頃からでも、針をグルグル回し、時間が合っていなくても満足そうに遊んでいました。
■対象年齢:2歳頃から
2.「おうさまがかえってくる100びょうまえ!」
100秒までの数字に親しみたい子にオススメなストーリー絵本
豪華なおうさまの部屋で豪快に遊んでしまい、うっかり部屋を散らかしてしまった家来たち。
このあと、おうさまが帰ってくるまでの「100秒」の間に、部屋をきれいに片付けなくっちゃ!!!
見開きごとに1、2,3…~10、11~20、…、と数字が書かれているので、親子で一緒に100まで数字を数えていこう!
100秒で元通りのお部屋に片付けることができたかな?
表情も豊か、大慌てで片付けている姿がおもしろいよ!
最後は、最初のページと見比べて違うところを探してね!
■対象年齢:2歳頃から

なかなかおもちゃが片付けられない時は、「1,2,3…」とカウントしていくと効果的です!
【時間の感覚を身につける絵本】
次に、時間を感覚的に感じられる絵本を2冊ご紹介します。
3.「しゃっくり 1かい 1びょうかん」
時間を体感で伝える絵本
1秒間ってどんな時間?
しゃっくり1回する時間。
では、1分は?1時間は?1日はどんな時間かな?
まだ時間の感覚がつかめない子供に、具体的な時計の読み方を教えるのではなく、親しみのある実体験に置き換えて少しずつ伝えていく絵本。
1年経つと、誕生日が来て、こどもはしっかり成長しているんだなぁとしみじみ感じることができました。
■対象年齢:3歳頃から
4.「ながーい5ふん みじかい5ふん」
「5分」について具体的に考える絵本
待たされる時の「5分」はとってもながーい!
でも、夢中になっている時の「5分」はあっという間!
時間の感じ方ってとっても不思議ですね。
この絵本は「5分」に関する具体例が盛りだくさんなので、お話を読みながら自分の経験を重ね合わせることにより、時間の感覚を頭の中で整理することができます。
時間がわかりにくい小さな子にも、理解しやすくオススメです。
■対象年齢:3歳頃から
【時計の具体的な読み方を教えてくれる絵本】
いよいよ、具体的に時間を読んでいく練習です!
5.「とけいのほん①」
何時ぴったりと、半(30分)がわかる絵本
累計132万部を売り上げる大定番。
「ちび」と「のっぽ」の時計の針が、時間を教えてくれるよ。
まずはぴったりの時間。
“ちび”のあたまのすうじは「7」、”のっぽ”は「12」。
こんなときはただ「7じ」っていえばいいんだよ。
時計が1時間進む様子や、進んだ後の時計の読み方を丁寧に繰り返すことで、理解を深めます。
後半は「半(30分)」の読み方までを教えてくれます。
シンプルでかわいいイラスト、ストーリー仕立てになっているので、時計の読み方の導入にぴったりです。
更に、細かい時間まで読みたい方は続きの②もご覧ください。
■対象年齢:3歳頃から
6.「とけいのほん②」
「〇時〇分」までがわかる絵本
累計108万部を売り上げ。「とけいのえほん①」の続編。
「ちび」と「のっぽ」の時計の針が「とけいのえほん①」からずーっと運んでいた「カード」を使って、細かく時間を読んでいきます。
カードを5ずつ並べて、時計を作ります。
3のところまでいくつ?
カードをかぞえるときは 12のところからかぞえるんだよ。
5のまとまりを作り、且つカードの数を丁寧に数えることで「〇分」まで読めるようにします。
「とけいのえほん①」の復習も織り交ぜながら、繰り返し考えることで、時計の読み方を定着させます。
「とけいのえほん①」に比べると、ややこしくなっているので難しく感じるかもしれませんが、じっくり向き合いたい方にはオススメです。
■対象年齢:5歳頃から
7.「じかんをまもれなかったクマのはなし」
時間の大切さについて考える絵本
時計が読めないクマはいつも遅刻をして失敗ばかり。
時計の特訓をすれば、もう遅刻はしないはず!
しっかり勉強をして、今度は大活躍をしちゃうよ~!
・時間に遅れるとどうなるか?
・ピザに見立てた時計の読み方
・時間を守れるようになるとどうなるか?
以上を順番にこどもにもわかりやすく解説してくれます。
ラストは時間の大切さに気づき、ほっこりしました。
文字は多めですが、全体を通して、時計の読み方・時間の大切さも学べるオールマイティな1冊です。
■5歳頃から
【時計のワーク】
ここまでで、時間を読めるようになりましたか?
「手軽に時計の勉強ができないかな?」と感じる方には、ダイソーの「とけいのよみかた」のワークがオススメです。

時計の絵さがしから始まり、〇時ぴったりを選ぶ練習、5分刻みまでが問題になっています。
迷路になっていたり、線で繋いだりと、ページごとに飽きさせない工夫がされていて、最後にはデジタル時計の表示まで教えてくれる優れもの!
フルカラーの全64ページ。
とても、110円とは思えないクオリティです。
気になる方は探してみてね!
【おすすめの時計】

最後に、うちの家で使っている時計とタイマーをご紹介します。
時計が読めなくても、音でお知らせしてくれるタイマーは、家庭学習や、遊びを切り上げる際にも大活躍です。

テレビ、遊びに夢中になっている時や、出かける前にタイマーをセットしています。
タイマーが鳴ることで、次の行動に切り替えやすくなります。
タイマーとアラーム時計を兼ね備えた優れもの。
・タイマーに特徴があり、時間が読めなくても視覚的に残りの時間を捉えることができます。
トースターのタイマーと同じような仕組みになっていますが、固くないのでこどもでも簡単にタイマーを合わせることができます。
・アラーム時計の方は、スヌーズ機能(4分)もついているので一般的な目覚まし時計としても使うことができます。
いままで、何種類かキッチンタイマーを使ってきましたが、これが一番使いやすくタフです。
何度か落下しましたが、壊れることなく頑張ってくれています。
学習面では、カウントアップ機能も大活躍。
「よーい、ドン」でカウントアップスタートすると、宿題が終わるまでの時間を測ることができます。
やる気が出ない宿題も「何分でできるかな?」と測ってあげることで、取り組めることもありますよ。
【まとめ】


以上、参考にしていただけると幸いです。
また、ほかにも本を紹介していきますね!
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