「長い夏休み、親子で何してあそぶ?」
「せっかく時間があるから、いつもと違う遊びがしたい」
そんな皆さんのために、夏ならではの絵本を選びました。
絵本を読んで、絵本の真似をして同じ体験をさせてあげるとめっちゃ喜びます。もちろん、逆に体験の後に関連書籍を読むのもオススメです。
特に小さな子には本物を見せることがとても大切と言われています。
絵本で見る→本物を見る→頭の中で繋がる(百聞は一見に如かず)
まるで絵本の中に入ったような体験をすることで、ますます絵本に親しみを覚え、本に対する興味が爆上がりしますよ。
【たべもの編】
食べるだけじゃない!「すいかのプール」
韓国発!涼を感じるほのぼの絵本。
おっきなすいかがパカっと割れるとすいかのプールの「プール開き」です。
すいかをプールに見立てるなんて、ありそうでなかった発想に驚きました。
本当にひんやりと気持ち良さそうで、この世界に入って思いっきり遊びたくなる絵本です!
文字は少ないですが、イラストのアングルを変えたり、吹き出しのようなセリフで工夫して表現されています。
すいかのサックサック感、響き、音がキレイです。
絵本を読んだら、ぜひすいかを親子で一緒に食べて質感・響きを一緒に楽しんでくださいね。
やってみたいレシピが満載「キッチンラボ どうしてそうなる?実験レシピ(食材編)」
トルコアイスを食べたことがありますか?
とにかく伸びるだけでワクワク感が止まらない!トルコアイスに似たアイスが家庭にある身近な食材で作れちゃうんですよ。
この本では作り方から原理まで、やってみたいレシピがなんと12個も、写真を使って丁寧に解説されています。
時間に余裕がある夏休みにピッタリの1冊です。
【いきもの編】
あなたの夏の音は聞こえますか?「なつのいちにち」
夏の記憶が蘇る絵本。
あなたの「夏」といえば、何を思い浮かべますか?
この絵本は、体中の力をふりしぼって、クワガタを捕まえる様子、喜びがダイナミックに描かれています。
照りつける日差し、セミの鳴き声、入道雲、夕立、雨の匂い、まるでその場にいるかのような臨場感。懐かしい記憶の中の夏が蘇る1冊です。
絵本を読んで、新しい夏の記憶を家族で見つけに行きませんか?
思いっきり叩ける絵本「カ どこいった?」
「蚊」をやっつけるしかけ絵本。
手にとまった蚊を、ページをめくってやっつけよう!
「パーン!」
思いっきりページをめくるとかなりいい音が出ます。
気分爽快!!!
あぁ、でも逃げられた。逃げる蚊をやっつけようとするも、どんどん逃げられる。蚊をやっつけることはできるのか?
ゲーム感覚の遊べる絵本です。
他にも、しかけ絵本が知りたい方はコチラで紹介しています。
名人の技を伝授!「せみとりめいじん」
せみとりのテクニックを教えてくれる絵本。
名人と呼ばれる人は、やはり違う!!
まずは網。市販の網ではなく、針金にビニール袋をくっつけたお手製の物を使用するらしい。
他にも、セミに人気の木や採り方のコツなど、テクニックを余すことなく教えてくれる絵本です。
ぬけがらにフォーカス!「ようこそ!虫のぬけがら博覧会」
生きている虫が触れなくても、「ぬけがら」であれば触れるっていう子にオススメ!
迫力満点!
トンボ・セミなど、おなじみの抜け殻がたくさん詰まった図鑑のような写真絵本。
ぬけがらから想像する、虫のドラマ。
へんてこなところで脱皮したと思われるぬけがら。抜け殻の世界がこんなにも奥深いものだと初めて知りました。
抜け殻なら集めやすい、虫が触れない私にぴったりの(笑)写真絵本でした。
もちろん、虫好きの息子にもばっちりハマりました!
実体験絵本「いそあそびしようよ」
磯遊びの楽しさ、磯で出会う生き物について教えてくれる絵本。
夏休み。
海で泳ぐのもいいけれど、だいすきなお兄ちゃんに教えてもらう「いそあそび」は格別だった!物知りでリーダーシップのあるお兄ちゃん、うちにもいてほしいな。
磯遊びの注意点や、捕れるいきものの種類などが詳しく解説してあります。図鑑のようにも楽しめる、ストーリー絵本。
ぼくが磯遊びにいった様子は別の記事で紹介しているよ。
家族の日常あるある「あっごきぶりだ!」
ありそうでなかったゴキブリの絵本。
夏になると活発になるゴキブリ。「G」と呼ぶ人がいる程の嫌われ者。
そんなゴキブリが家族の楽しい夕食の時間に登場したらどうなるでしょう?
みなさんのおうちでも、きっとこのようなパニックに陥るのではないでしょうか?
姿が見えなくなった時が一番恐怖ですよね(笑)
笑えます。
【その他】
わごむを準備して読もう!「わごむまつり」
輪ゴムと絵本がコラボした新感覚ゲーム絵本。
絵本をめくるとお祭り(縁日)の世界。お面に金魚すくいに射的、どれも楽しそう!
絵本の遊び方は簡単。
まずは輪ゴムを準備して、ほしいお面の輪郭に輪ゴムを乗せたらお面の完成!金魚すくいでは輪ゴムはポイの代わり。もちろん輪ゴムを飛ばせば射的で遊べるよ~。
輪ゴムの遊び方無限大です!
焼きそばを作るシーンでは、家中の輪ゴムが全部なくなりました(笑)
宝物だね「どろだんご」
どろだんごを作りたくなる絵本。
この絵本でまず魅かれるのはイラスト!
泥はデコボコ、ザラザラ、更にピカピカ光って見える程リアルに描かれています。対照的に、手は豪快に、だけど味のある絵に仕上がっていて、どろだんごの存在感が際立っています。
また、「どぼどぼ」「ざりざり」「たぷたぷ」など、感触を表す響きがいい!
私はさらすな(細かい砂)をどろだんごにまぶすのが大好きだったなぁと子供時代を思い出しました。
これを読めば宝物のようなどろだんごの作り方がわかります。
夏の泥水って冷たくて気持ちがいい、夏こそ豪快に土遊びを楽しみたいです!
こんな蚊取り線香みたことがない!「かとりせんこう」
詩のようなリズムの良いフレーズが並ぶ、ユーモアな絵本。
蚊取り線香を焚くと、
「けむりが もんもん」
「かが ぽとん」
ここまでは普通の蚊取り線香ですが、この超強力な蚊取り線香は、蚊を落とすだけでは飽き足りません。
新聞紙の文字や、おじさんのおひげまで、あんなものやこんなものまで「ぽとん」。
オチまでしっかり楽しい絵本です。
最後はどうやって火が消えるかわかるかな?
この夏、親子で読んでみたい本はありましたか?
楽しい夏の思い出を作ってくださいね。
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