

こんにちは!mocoママです。
今回は、8冊の絵本を紹介します。
小学1年生の息子に毎晩(2~3冊)読み聞かせをしていますが、その中で「息子が気に入った」「みなさんにも読んで欲しい」と感じた絵本を紹介しているコーナーです。
5月頃から音読の宿題が始まった息子。
ゆっくりとしか文字が読めなかった息子も、少しずつ読むスピードがあがってきました。
文字が読めるようになると、簡単な絵本は一人読みするように。
最近は「読み聞かせの卒業が近づいてきたかな」と嬉しいような寂しいような気分になっています。
小さな頃しか味わえないからこそ、読み聞かせ×体験を子育ての中で特に大事にしています。
「絵本で感じたワクワクや興奮をなるべく実体験させる」
「実際の経験に合わせて関連した絵本を読む(タイミングが決め手)」
これが、好奇心・興味関心をアップさせる種まきになっていると感じています。

【moco(もこ)】
●9歳差姉弟をもつ、2児の母
●本を読まなかった子供時代から一変!こどもへの読み聞かせをきかっけに、読書にハマる
●絵本の世界観を実生活とリンクさせる子育て実践中
●詳しいプロフィールはこちら
【2024年8月推し絵本】
1.インパクト強すぎ!「いちごりら」
表紙を見た瞬間に中身が気になった絵本。
「ごりら」が「いちご」を食べると…「いちごりら」
ダジャレのような合体生物が6種類登場!
次は何と何がくっつくか、予想しながら読むと面白いです。
ストーリー的にはそんなにありませんが、とにかくイラストのインパクトが強く、忘れられないものばかり。
こんなにもいちごの形とゴリラの頭の形がピッタリなのかと感心させられました。

2.おうち時間をもっと楽しく!「きょうはおうちでいちごがり」
コロナ禍のおうち時間をもっと楽しくするために生まれた「おうちほいくえん」シリーズ
保育園のいちごがりを休んだたっくんですが、なんと、”いちごがりしょうたいけん”のカードが…。
ここから、お父さんが仕掛ける”お手製のいちごがり”の始まりです!
✔ 椅子のバスに乗ってしゅっぱーつ!
✔ まるで本物みたいな驚きのいちご狩り体験(どんな仕掛けかは、ぜひ絵本で!)
✔ 収穫したいちごを使って、給食作り
ワクワクしながら収穫して、甘いいちごをパクッ。
おうちが笑顔いっぱいの楽しい場所に変わります。
「自分でもやってみたい!」と思わずマネしたくなるアイデアが詰まったお話に息子は大興奮でした。
絵本の最後には、うれしいいちごのおやつのレシピ付き。
遊び×学び×食育の詰まった一冊です。

ラストの展開には一番テンションあがった~。
ドキドキワクワクが止まらず、1週間読み聞かせにリクエスト!

“なんでもがり”になっていた!
3.ことば遊びが面白い「へんしんたんてい」
「はなかっぱ」でおなじみのあきやまただしさんの絵本。
突然ですが、あそこの「巣から」どんな鳥が飛び出すでしょうか?
探偵が考えるとこうなります。
「すから、すから、すから、すから、すから、…からす」
え?不思議!!!
この絵本では言葉を繰り返すことにより、違う言葉に変身してしまうものがたくさん出てきます。
小学校の読み聞かせなど、みんなで読んでも大盛り上がり!
言葉って不思議、楽しい!

今日、梨を食べて思いついた言葉言うよ。
なし、なし、なし、なし…しなしな!
私:本当はシャキシャキの梨でした(笑)
4.ピンチを乗り越えよう!「えらいこっちゃ!はじめてのプール」
プールで顔つけができない子にオススメの絵本。
泳げないどころか、顔つけができない、主人公のゆうと君。
不安な学校水泳の始まりです。
水がかかるのが嫌なのに、おにごっこや輪くぐり、宝さがしをすることになり、ピンチの連続!
えらいこっちゃ。
ピンチの度につぶやくこの言葉。
不安だけど、なんだかちょっと大丈夫というニュアンスが含まれていて、緊張が緩みますね。
できないこともあるけれど、勇気を出して取り組む姿が微笑ましいお話です。
最後のオチには爆笑!
うん、こんな失敗もあるけれど、楽しい学校水泳だ!
市民プールへ行く前に、顔つけができない息子に読みました。
主人公の男の子も同じ1年生ということで、親近感が湧いたようです。
プールの最後の最後に、なんと息子も顔つけに成功!!!
(スイミングの短期教室でもできなかったのに)絵本のおかげかなぁ♪

季節や行事に合わせた絵本をタイムリーに選ぶと、こどものやる気がアップしますよ!
5.幸せだったと思える人生を「てんごくまえデパート」
泣ける絵本。
天国へ行く前に、この世の振り返り、天国へ向けての身支度ができる不思議なデパート。
フードコート「さいごのばんさん」では、”あの人の手作り弁当”を注文し、 天国では、また懐かしい人にも会えるかも?と期待も膨らみます。
映画館で一生を振り返るシーンでは、涙腺が緩みまくって上手に読み聞かせができなくなりました(泣)
生きている今に感謝し、天国でも楽しい生活ができますように。
お盆にご先祖様をお迎えするのをきっかけに読むのもいいですよ。
6.周りの大人の影響とは「エドワルド せかいで いちばん おぞましい おとこのこ」
特に大人に読んで欲しい絵本。
こどもは、とても素直で正直です。
「乱暴者だ」と言われるとますます乱暴になるし、「小さい子を助けてくれてありがとう」と言われると自然と小さい子の人気者になれる。
周囲の大人の声かけが、良くも悪くもこどもに強く影響していることを教えてくれる絵本です。

子育てをしていると感情が高まることがありますが、冷静になって、言葉を選びたいと感じました。
7.あなたの口の中は大丈夫?「むしばいっかのおひっこし」
虫歯が主人公のユーモア絵本。
虫歯菌だって、お菓子パーティーを開いて、家族で楽しく団欒しているのを知っていますか?
みんながあまーいおやつを食べて、歯磨きをしなければ虫歯菌のおうちはどんどん豪華になっていくのです。。。
あなたのお口の中には、虫歯菌にとって居心地の良いおうちはありませんか?
8.実話を元にした絵本「でんしゃとしょかん」
みんなに愛され続ける、特別な図書館
このお話のモデルは、東京都東村山市に実在する「くめがわ電車図書館」。
なんと、古くなって使われなくなった電車の車両が、まるごと図書館になっているんです!
車両の中には本棚がずらり!
シートに座って読書ができる!
つり革や運転席まで残されていて、電車好きにはたまらない空間!
さらに、古くなった場所はみんなで力を合わせて修理をします。
本も電車も大切にする気持ちが伝わる、あたたかいお話でした。
こんな素敵な図書館、いつか行ってみたいなぁ!

電車の中に入れるってテンション上がるよね!!!

中に入って運転席にも座れます。
大人もテンションあがった。

以上、参考にしていただけると幸いです。
また、ほかにも本を紹介していきますね!
↓いいねと思ったら押してね↓