こんにちは!mocoママです。
きょう、なによむ?
『てんてんきょうだい』が読みたい!
ひらがなをある程度覚え、濁点や半濁点に興味を持ち出したこどもに最適な絵本。
最後に、家族で考えた「濁点をつけると変わる言葉」を紹介します。
鮮やかなターコイズの表紙に、シンプルな文字のデザインの表紙に興味がひかれました。中の絵柄もピクトグラムのようなかわいさがあります。
しっかり者のお兄ちゃんと、半人前な弟の愉快なやりとりが始まりますよ~。
【どんな本?】てんてんきょうだい
「でんでんづげだら、どうなる?」
こどもがひらがなを読み始めると、看板など目についたものをどんどん読んでいきますよね。
でも、『てんてん(濁点)』がつくと難しい~!
そんな経験ありませんか?
この絵本はことばに『てんてん』をつけるのが大好きなてんてんきょうだいが、おもしろおかしく言葉を教えてくれます。
「おどうど~」
「にいぢゃ~ん」
「ぎょうもづげるがでんでん」
この兄弟の会話のやりとりの面白いこと。セリフにもみんな『てんてん』がついてるんです。
読みにくい読みにくい(笑)
セリフを読むだけで子供はケラケラ笑います(笑)
てんてんきょうだいが教えてくれるのは、『てんてん』がつくと意味が変わる言葉。
「か」→「が」
という感じ。
絵本の中に登場する弟の考えた言葉がめっちゃナイスだね♪
知りたい方は、ぜひ本書を手に取ってご覧ください!
余談ですが、ポケモンの名前には「濁点(てんてん)」が含まれていることが多く、濁点がつくほど強く、進化していることが多いそうです。
オノマトペ(擬音・擬態)も濁点がつくと、大げさに聞こえませんか?
「キラキラ」→「ギラギラ」
「サラサラ」→「ザラザラ」
「トントン」→「ドンドン」
「コンコン」→「ゴンゴン」
「キャーキャー」→「ギャーギャー」
ですが、このてんてんきょうだいに関しては、濁点が付くほど訛っているように聞こえ、強いというより、のんびりしているように聞こえるのが不思議だなぁと感じました。
濁点をつけると変わる言葉
『あし』にでんでんづげだら、どうなる?
『あじ』になっだ!
他にも、
「さる」→「ざる」
「きょうし(教師)」→「ぎょうじ(行事)」
「にし(西)」→「にじ(虹)」
「さんねん(三年)」→「ざんねん(残念)」
「きん(金)」→「ぎん(銀)」
「とう(塔)」→「どう(銅)」
「きゅうにゅう(吸入)」→「ぎゅうにゅう(牛乳)」
「カイト(凧)」→「ガイド」
「こま」→「ごま」
「にんしん(妊娠)」→「にんじん(人参)」
「てんけん(点検)」→「でんげん(電源)」
「きゃく(客)」→「ギャグ」
「ひる(昼)」→「ビル」
「しょうき(正気)」→「じょうぎ(定規)」
「はんこう(反抗)」→「ばんごう(番号)」
「きんか(金貨)」→「ぎんが(銀河)」
「まと(的)」→「まど(窓)」
「あさ(朝)」→「あざ(痣)」
「ふとう(埠頭)」→「ぶどう」
「ひしょ(秘書)」→「びじょ(美女)」
を思いつきました(随時更新中!)
でんでんづげでよむど、どっでもおもじろいよ。
言葉遊びがおもじろい絵本でず。
半濁点(ぱぴぷぺぽ)がづぐど、いみが変わるごどばをがんがえでもおもじろいね!
対象年齢は何歳くらい?
ひらがなに興味をもつ5、6歳頃~が楽しめるかと思います。
文字も大きく、少なめなので小学生低学年のひとりよみや音読にもいいですね!
小学校での読み聞かせでも大活躍しますよ!
ただし、『てんてん』がついているので、大人でもとっても読みにくいです(笑)
他にも「ことば」に興味を持ち始めたら、こちらの記事をご覧ください。
以上、参考にしていただけると幸いです。
また、ほかにも本を紹介していきますね!
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