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【コロナも人間関係も前向きに!地元愛あふれる青春小説】成瀬は天下をとりにいく

成瀬は天下を取りにいく表紙
著者名:宮島未奈
『成瀬は天下を取りにいく』
新潮社刊
mocoママ
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こんにちは!mocoママです。

コロナ禍でも前向きに、できることを全力でやり通す、強い意志を持つ女の子の青春物語です。地元愛が強く、読み終えたころには自分の地元についても考えるきっかけになるかもしれません。コロナ禍の記憶が薄れる前に読みたい一冊です。

【どんな本?】成瀬は天下を取りにいく

第20回 R-18文学賞 大賞・読者賞・友近賞を受賞した本作品。

R-18文学賞とは?

  • 書くのも読むのも女性限定!
  • 読者も参加できる
  • 年齢制限なし!
新潮社ホームページより引用抜粋

女性を応援、女性であればなんでもオッケーな賞だそうです。そのなかで3冠を達成したすごい小説です。私がこの本を読もうと思ったきっかけですが、この本『帯がすごい』んです!
それがこちら↓

成瀬は天下を取りにいく帯
著者名:宮島未奈
『成瀬は天下を取りにいく』
新潮社刊

新潮社のホームページの特設ページもすごいことになっています。※新潮社はリンクフリーのサイトです。

これはもう、読むしかない!!!

あらすじ(出版社より)

中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。

さらにはM-1に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。今日も全力で我が道を突き進む成瀬から、誰もが目を離せない!

話題沸騰、圧巻のデビュー作。

新潮社ホームページより引用
mocoママ
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『成瀬』こと成瀬あかりが、中学2年生から高校3年生まで成長していくストーリーです。

成瀬のココがすごい!

成瀬のすごいところ

①行動力がすごい!
②地元愛がすごい!
③実は友情に熱い!

①行動力がすごい!

コロナ禍、ソーシャルディスタンス、マスク。まだ記憶に新しいコロナ禍。学校は休校になったり、部活に制限がかかったりと、青春を謳歌できなかった学生さんもいるでしょう。そんな中「こんな時期でも挑戦できることがしたかった。」という成瀬。

誰にも思いつかない「変なこと」西武デパートからの中継に毎日映ると言い出します。中継している画面にそっと映り込むのですが、メッセージを発信するためにもある工夫を施します。コロナ禍だからこその物を使うところがさすがです!なかなか凡人には考えつかない突飛な行動だなと感心しました。

猛暑の中、毎日通うだけでも大変。数回映れば満足かというと、そんなことはない。ただのミーハーでもない。周りの目も気にしない。自分を含め、周囲にいないタイプの成瀬に次第に引き込まれていき、目標を達成できるのか、最後まで目が離せませんでした。

テレビに毎日映る計画の次は、「M-1グランプリ」に出場すると。M-1グランプリってアマチュアでも出場できるんですね。私にはとても無理だなぁ。。。私は「M-1グランプリ」のネタ合わせのシーンが好きで、面白くて思わずクスッと声に出して笑ってしまいました。

そんな成瀬にいつも振り回されるのは相方の『島崎みゆき』。はじめは恥ずかしがっていたことも、成瀬の行動力・魅力に引きずられて次第に自分もワクワクするように気持ちが変化していきます。

mocoママ
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インパクト大な成瀬に読者もグイグイ引きこまれていきます。

②地元愛がすごい!

この小説の中には地元・大津の魅力が詰め込まれています。大津市唯一のデパート『西武大津店』は44年の歴史に幕を閉じることになりました。みんなに愛されたデパートに、地域の人々の繋がりも描かれています。

漫才のコンビ名に始まり、百人一首かるた(大津市はかるたの聖地と呼ばれています)、琵琶湖クルーズなど、地元の魅力をこれでもかと紹介しています。

こんなにも実在する場所を盛り込んだ小説を読むのは初めてです。大津がどんなところなのか、かなり興味をもちました。早速琵琶湖クルーズについて検索してみると、琵琶湖の景色を楽しみながら食事もできるとのこと。最高ですね!琵琶湖に行った際はぜひ、乗船してみたいと思います。

これだけ大津愛が強いので、作者の宮島未奈さんは滋賀県出身だと思っていたのですが、意外にも静岡の出身で、結婚を機に大津市に移り住んだのだそう。第二の故郷をここまで語れるほどとは、その魅力は計り知れません。

mocoママ
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都会に憧れる若者が多いなか、地元を愛している成瀬は貴重な存在ですね。

③実は友情に熱い!

いじめということはありませんが、『女子特有の人間関係のめんどくさいところ』も描かれています。女子なら頷ける方も多いはず。ところが、成瀬は気にも留めません。挑戦したいことには突き進む。よく言えばマイペースな性格。強い!強いです!

口調も独特、行動も突飛、読者目線では「次はどんな驚く行動を取るのだろう?」とワクワクしますが、実際に自分の友達だと、なんだか扱いに困るような気がします。安請け合いをして返事をしてしまうと、とんでもないことに巻き込まれてしまいそう!

そんな成瀬も成長するにつれて、友情について考える意外な一面も見られ、クールな成瀬と島崎の友情に胸が熱くなりました。

mocoママ
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ごく普通の女の子の部分も見られたのが新しい発見でした。

対象年齢は何歳くらい?

主人公・成瀬あかりと同年代の中高生~がオススメです。R-18文学賞とのことで、『大人向けかな?』と思ったのですが、全くそんなことはありませんでした。難しい言い回しもほとんどなく、スラスラ読み進められますよ。

読書感想文にもオススメ!

まとめ

  • コロナ禍でも前向きに、できることを全力でやり通す、強い意志を持つ女の子の青春物語です。
  • 対象年齢は中高生~
  • 地元愛が熱い!
mocoママ
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以上、参考にしていただけると幸いです。

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