

こんにちは!mocoママです。
きょう、なによむ?

今回は、万博開幕を記念して「未来」をテーマにした本を集めました。
2025年4月13日から10月13日の間に開催される大阪・関西万博。
テーマは【いのち輝く未来社会のデザイン】です。
大阪・関西万博のテーマのように、「未来を考えるきっかけ」になる絵本を集めました。
読んでいるうちに、きっとお子さんも「未来って楽しそう!」とワクワクしてくれるはず。
おやすみ前や親子の読み聞かせタイムに、未来への夢がふくらむ一冊を選んでみませんか?


【moco(もこ)】
●9歳差姉弟をもつ、2児の母
●本を読まなかった子供時代から一変!こどもへの読み聞かせをきかっけに、読書にハマる
●絵本の世界観を実生活とリンクさせる子育て実践中
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【未来はどんなハイテクなのか?】

突然ですが、ドラえもんの誕生日は知っていますか?

ドラえもんの誕生日は、2112年9月3日。
なんと、100年を切っているよ!
どうなっているか楽しみだね!
「未来」といえば、ドラえもんの世界を想像する方も多いかもしれません。
ドラえもんの誕生日まで100年を切っていますが、実際はどんな未来になっているのでしょうか?
手が届きそうな実現可能な世界のお話から、夢のような世界、自由に想像をめぐらす世界まで、「未来」を想像するを5冊ご紹介します。
1.「みらいずかん」
100年後の世界で活躍するアイテムを100個紹介!
未来のショッピングモール「キラキラタワー」へやってきたあらた君とあすかちゃん。
「みらいゆるキャラのゆめタロウ」に案内されて、ショッピングモールの中を探検します。
未来のアイテムは、どれも想像がつかないようなワクワクする斬新なものばかり。
息子とどれが欲しいか話しながら読みました。
<欲しい物>
●第一位:そらとぶほうき
命令すると世界中の行きたい場所に飛んでいける
●第二位:たいほうジェットコースター
大砲から打ち出されて地球を一周して戻ってくる
●第三位:おはようゲート
くぐるだけで着替え・歯磨き・食事などがいっぺんにできる
100年後にアイテムを楽しむために、貯蓄もしなくてはいけませんね(笑)

みんなはどのアイテムが欲しい?
■対象年齢:5歳頃から
2.「100ねんごもまたあした」
岩崎書店が贈る「100年後えほんシリーズ」第1弾
図工の時間に思い描いた「100年後の世界」
100年後は…
・タイムマシーンがあったり宇宙人と暮らしていたり、驚くほど進歩しているのかな?
・それとも、ちょっとした変化かな?
・もしくは、地球は滅びている?
想像もつかない100年後。
でも、着実に一歩ずつ前に進んでいる。
今を生きるみんなが自由に大きく思い描くことが、100年後の未来を作っていくんだろうなぁと感じさせられる作品でした。
■対象年齢:5歳頃から
3.「もしもロボットとくらしたら」
もう少ししたらやってくる未来のお話
AI研究所からやってきた新型のロボット「トモ」と1年間一緒に暮らすことになった主人公。
トモが家にやってきた時は、生まれたての赤ちゃんと同じようだけれど、人間の100倍くらいの早さで学習していくという。
・得意なことは、記憶することや同じ動作を続けること。
・逆に、ロボットの苦手なことはなんだと思いますか?
近い将来、人間の苦手なことを補ってくれるパートナーになると思うとワクワクするお話です。
■対象年齢:5歳頃から
4.「みらいチョコレート」
3024年――それは、チョコレートが消えた世界。
博物館で見つけた一冊の本。
そこに載っていたのは、見たこともない不思議な食べ物「チョコレート」。
しかし、3024年の世界では人々はエイヨウダマやヘソデンキをエネルギー源とし、チョコレートは存在しないらしい。
それでも、チョコレートが気になって仕方がないマヤは、ついに冒険の旅へ――!
未来の世界とどこか懐かしいレトロな風景が融合した美しいイラストが魅力的です。
大きく描かれたマヤの表情には、驚きや喜びがあふれ、感動する様子が伝わってくるお話でした。

エイヨウダマって美味しいのかな?
ぼくはそっちの味が気になるよ。
■対象年齢:3歳頃から
5.「ものぐさトミー」
みんなは、こんな家に住みたい?
1977年に出版されたこの作品は、実はとてもハイテクなお話。
主人公の「トミー・ナマケンボ」は、電気じかけの家に住んでいて、彼の日常は、なんと全自動!
朝起きてからの準備は、何もせずともすべて機械におまかせです。
✓着替え
✓髪の毛のセット
✓食事
ウィーンと伸びてくる機械のアームによってあっという間に整ってしまいます。
怠け者で動かないトミーなのに、なぜか膨大な食事の量が出てくるのには思わず爆笑。
こんな機械があったら便利だろうな、と羨ましく思いながらページをめくっていきました。
ところが、ある夜、嵐が来てトミーの家が停電に…。
ここからが、物語の本番!
電気仕掛けの家が停電してしまったら、いったいどうなるのでしょうか?

面白すぎて毎晩リクエスト!

絵本よりも絵童話(文字数多め)に近いかもしれませんが、一気読みです。
■対象年齢:5歳頃から
【いよいよ万博が始まりました!】
<2025年6月追記>
元々は上記の記事に記載していた内容ですが、そのままご覧いただけるようにしました。
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家族でも、遠足でも訪れた大阪・関西万博。
気持ちを盛り上げるために関連書籍も読みたいなと思いました。書籍と体験をリンクさせると、没入感が違います。
同時に1970年の万博もまた注目されているため、前回の万博に関連する書籍にも触れてみました。
6.「ミャクミャク ある日の おはなし」
ミャクミャクがふんわりやわらかいタッチになりました
森で見つけたどんぐり。
そこから少しずつ、出会いが広がって、、、どんどん友達の輪が繋がっていく。
まるでわらしべ長者のようなお話ですが、最後に手に入れたのは、物よりもとても大切なもの。
ところどころ、英語の表記も添えられていて、外国の方へのプレゼントやおみやげにもおすすめです。

ぼくもミャクミャクとお友達になりたいな。
■対象年齢:3歳頃~

7.「鉄腕アトム アトムたんじょう!」
アクションやロボットが好きな子におすすめ。
科学が生んだ最高のロボット「鉄腕アトム」誕生の物語。
・ロボットが「人間の心をもつ」とはどういうことか?
・人間よりもとても強い力を持つロボットと、人間は仲良く暮らすことができるのかな?
最後には「ロボットの人権」を問うとても深いテーマです。
労働力としてのロボットとは違い、人を助ける勇気をもつアトムの姿に、息子はただただ目を輝かせて読んでいました。
勇気とパワーのカッコよさにひきこまれるお話です。

大阪・関西万博の遠足でアトムがナビゲーターを務める「パソナ」パビリオンへ行く前に予習として読み始めました。
■対象年齢:5歳頃~

8.「大阪万博1970」
55年経った今でも未来を感じる、ガイドブックのような解説絵本
ページをめくると、まず目に飛びこんでくるのは、息子の大好きな「太陽の塔」。
芸術家の岡本太郎さんがデザインした斬新な塔の意味や、内部の様子も細かく解説されています。
全体マップをはじめ、太陽の塔やパビリオンの紹介までも、全てが細かい手書きのイラストで描かれているところが最大の魅力です。
写真でできたガイドブックよりも味があって、とっても親しみがわきました。
ページをめくっていくと、気になるデータもあり、少しクスッとなりました。
おとなの迷子ってどういうこと?
携帯電話もない時代、一度はぐれてしまうと二度と会えなくて大変だったでしょうね。

1970年の万博がこんなにも未来的だったなんて驚きました。
でも、スマホをはじめ2025年の現在は、確実に進歩しているとも感じる内容です。
■対象年齢:5歳頃~

まるで「太陽の塔」
9.「タローマンなんだこれは入門」
でたらめすぎて、よくわからない。
それなのに、なぜか気になる。その正体とは!?
「小学館入門百科シリーズ」といえば、昭和世代なら一度は目にしたことがあるあのシリーズ。
その懐かしさをそのままに再現しながら、「なんだこれは!」と叫びたくなるような異色のキャラクター「タローマン」を深掘りする1冊です。
万博で有名な「太陽の塔」の作者、岡本太郎さんの思想・芸術・言葉をもとに生まれた、特撮ヒーロー風のキャラクター。
モキュメンタリー番組『TAROMAN』で登場し、一躍話題となりました。
本書では、タローマンの必殺技、戦う姿、敵キャラ「奇獣」の紹介、さらには「奇獣の飼い方」まで、とにかく「なんだこれは!」のオンパレード!
岡本太郎さんの思考がギュギュっと詰まった渾身の1冊です。

昭和テイスト全開の濃いイラストや作りこまれたページに息子はページをめくる手が止まりませんでした。
しまいにはタローマンダンスまで真似しはじめるほどに(笑)

【タローマンクイズ】
タローマンのつの、タローホーンがいくつあるか、何も見ないで答えられるかな?
①9本
②10本
③11本
④でたらめ
(答えは下にあります)
■対象年齢:小学生頃~
【まとめ】

【タローマンクイズの答え】
①②③④ぜんぶ正解。
(折れたり、はえたりするからいつでもでたらめだ。)
※実際に書籍に掲載されています。

以上、参考にしていただけると幸いです。
また、ほかにも本を紹介していきますね!
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