

こんにちは!mocoです。
大阪出身・在住の私が、大阪の名物が描かれた本を4冊紹介します。
大阪といえば、笑い、食べ物、人情、そしてちょっと濃いキャラたち。
そんな「おおさかの魅力」を、子どもと一緒に楽しめる絵本・児童書で体感してみませんか?
リズムが楽しい手遊び歌、七福神が巡る名所ツアー、大阪のおばちゃんまで登場する、笑顔になる4冊を集めました。
読んだあと、「大阪行ってみたい!」と言いたくなるはず。
親子でにぎやかに、関西気分を味わってください。


【moco(もこ)】
●9歳差姉弟をもつ、2児の母
●本を読まなかった子供時代から一変!こどもへの読み聞かせをきかっけに、読書にハマる
●絵本の世界観を実生活とリンクさせる子育て実践中
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【大阪うまいもんのうた】作:長谷川義史
支援センターでも大人気だった手あそび歌が、絵本に!
「いちろうさんのまきばで〜♪」のメロディーで歌う、手あそび歌『大阪うまいもんのうた』。
「おおさかには うまいもんが いっぱいあるんやで~♪」
「たこやき ぎょうざ おーこのみやき ぶたまん!」
大阪のおいしいもんが続々登場!
「たこやき」でほっぺをぷにっ、「ぶたまん」は鼻をブー!と遊びながら楽しめます。
通天閣や かに道楽など、大阪らしい風景もたっぷり描かれたこの絵本。
作者は大阪出身の「長谷川義史」さん。下町の空気感ただよう絵も魅力です。
親子でいっしょに、うたって、遊んで、大阪をまるごと楽しめます。
◆対象年齢は1歳頃~です。

絵本には、2番、3番もあるで~。

なんと、名古屋と東北バージョンもあります!
【なにわランド】さく・え:やまさき たかし
大阪の「新世界」にできた夢のあそび場へようこそ!
ここは大阪の新世界にできた遊園地「なにわランド」。
たこ焼きの形をした乗り物がくるくる回転する「たこやきカップ」や、通天閣からビリケンさんがぶら下がった乗り物など、乗ってみたい楽しいものばかり。
もちろん最後は「オチ」までついてくる!?
大阪らしさ満点のユーモア絵本です。
◆対象年齢は2歳頃~。
ところで、大阪でよく耳にする「新世界」には、行かれたことありますか?
私がこどもの頃はちょっと治安が悪いイメージでしたが、いまは観光客でにぎわうスポットになっています。
大人になって初めて新世界で食べた串カツはとっても美味しかった。
細かいパン粉がカリカリで、中の具は柔らかい!もちろんソースは二度付け禁止!!
みなさんもぜひ新世界で串カツを食べてみてください☆


こんな遊園地があればいってみたいですね。
【かべのすきま】文:中西翠 絵・澤野秋文
その「すきま」から、大阪のおばちゃん!?
タイトルや表紙からはまったく想像できない、まさかの展開。
登場するのは、これぞ「ザ・大阪のおばちゃん」。
ちょっと図々しくて、よくしゃべって、めっちゃ笑って、、、でもどこかあたたかい。
そんなおばちゃんが“かべのすきま”から現れたら、あなたはどうする?
大阪のおばちゃんの濃さに笑いつつ、「ちょっと会ってみたいな」と、じわっと心に残る一冊です。
◆対象年齢は5歳頃~。

「ヒョウ柄」着てる大阪のおばちゃん、見かけらたらレアです(笑)
【七福神の大阪ツアー】作:くまざわあかね 絵:あおきひろえ
上方落語作家の著者が描く、神さまたちの珍道中!
「七福神」と呼ばれる七人の神様の名前、言えますか?
残念ながら、わたしは言えません。。。
わからなくても大丈夫。
この本はまず、七福神のメンバーを豆知識と共に紹介してくれます。
<七福神>
・毘沙門(びしゃもん)さん
・大黒(だいこく)さん
・恵比寿(えびす)さん
・弁天(べんてん)さん
・福禄寿(ふくろくじゅ)さん
・布袋(ほてい)さん
・寿老人(じゅろうじん)さん
以上の七人の神様が、年に一度の慰安旅行に出かけました。
行き先はお笑いの街「大阪」。
現代の神様は、LINEを使ったり、プリクラを撮ったりとハイテクな様子。
クルージングを楽しみ、日本一長い「天神橋筋商店街」で自由行動、なんと「USJ」にも行っちゃうんです。
ボケあり、ツッコミありの珍道中を繰り広げ、笑いの中に大阪文化のエッセンスもぎゅっと詰まった一冊です。
本書は、絵本ではなく「児童書(読み物)」です。
ふりがな付きの漢字も出てくるので、対象年齢は小学校中学年くらいから。

作者の「くまざわ あかねさん」は落語作家として活躍しており、落語にも親しむことのできる作品です。

まとめ
大阪の名物・名所が表現された絵本と児童書を4冊紹介しました。
大阪府民も府外の方も楽しめる本だと思います。
書籍を読んで、ぜひ大阪観光してみてくださいね!
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