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【50回以上読んだ!苦手な食べ物も頑張れる!こわーい食育絵本】カレー地獄旅行

カレー地獄旅行 さく・え:ひげラク商店 出版社:パイ インターナショナル
カレー地獄旅行
さく・え:ひげラク商店
出版社:パイ インターナショナル
mocoママ
mocoママ

こんにちは!mocoママです。

きょう、なによむ?

じゅん
じゅん

『カレー地獄旅行』が読みたい!

mocoママ
mocoママ

絵がリアルで恐いけど、何度も読みたくなっちゃうね。

この本のおかげで苦手な食べ物もひとくち口に入れてみることができるようになったね。

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【どんな本?】カレー地獄旅行

この本はイラストレーターの安楽雅志(あんらく まさし)さんという方が『ひげラク商店』名義で描かれています。

昭和レトロなイラストが得意で、ユーモアと迫力のある絵が魅力的な作家さんです。親父ギャグのような、だじゃれのようなテイストも盛り込まれているので、細かいところまで見逃せません。

野菜を残すとどうなる?

【あらすじ】
カレーが大好きなみちひとくんは、待ちきれずに妹のカレーをパクリ。ところが、苦手な野菜をみつけると、ぽーいと投げ捨ててしまいました。
すると、カレーに伸ばしたみちひとくんの手が、カレーに吸い込まれていきます。

気が付くと、そこは地獄。
閻魔さまの「裁き」が始まります。
次々とでてくるこわーい地獄の刑。。。

そこへ、らっきょうの神様が現れ、救いの手が差し伸べられました。嫌いなニンジンを食べて、みちひと君は無事に帰ることができるのでしょうか…

苦手な食べ物が食べられるようになるコツ

とにかく絵がリアルでこわいです!
鬼は筋肉ムキムキだし、閻魔さまの目は血走っていて、目つきもこわい。こんな恐い地獄に一人で吸い込まれて怒鳴られたら、震えが止まらないでしょうね。

地獄の中では、罪に対してひとつずつ地獄の刑が待っています。例えば煮込み地獄(わがままの罪)では、肉や野菜と共に、金棒でぐりぐりと煮込まれていきます。ページをめくる度に出てくる地獄の刑にドキドキが止まりません。

こんなに恐ろしい絵本ですが、ページの随所にダジャレも散りばめられていたりと、遊び心もあり飽きるところがありません。
また「なすりつけには…くすぐりナスの刑!」というところでは、本当に息子にこちょこちょをして楽しんでいました。

お話の最後には、苦手は食材を順を追って食べる食べ方が盛り込まれています。

 『においを かいでみる』
→『くちにいれてみる』
→『かみしめる』
→『のみこむ』…

ステップアップする食べ方ならステップごとに褒めてあげるタイミングがわかりやすいですね。
さすが食育絵本!

ちなみに、ウチのカレーは甘口です☆

こどもの反応

2歳の頃、この絵本が大好きで毎日「読んで!」と言われ、夫婦で50回以上は読み聞かせたと思います。

また、主人公の名前『みちひと』を『息子の名前』に言い換えて読んでいました。息子は自分が実際にさばきを受けているように感じていたでしょう。
さすがに息子もセリフを覚えていて、劇のように主人公のセリフは自分で言っていました。

じゅん
じゅん

すきなシーンは『包丁地獄』
どんどん服が切られていくところが恐いけど楽しいんだよ。

mocoママ
mocoママ

この本のおかげで苦手なものも『くちにいれてみる』『かみしめる』ことができるようになったね。

対象年齢は何歳くらい?

息子が2歳から3歳にかけてハマっていました。

イヤイヤ期にはちょうど良いと思いますが、2歳では恐がるお子さんもいるかもしれないので、3歳~がベターかなと思います。

まとめ

  • 苦手な食べ物もひとくち食べられるようになる。(といいな…)
  • 3歳ごろ~読むのがベター
  • こわーいけど、ユーモアのある作品
mocoママ
mocoママ

以上、参考にしていただけると幸いです。

また、ほかにも本を紹介していきますね!

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