こんにちは!mocoママです。
きょう、なによむ?
『しょうぎはじめました』が読みたい!
将棋初心者がはじめに出会う絵本。
将棋を始めたい方にピッタリな将棋セットも併せてご紹介します。
【どんな本?】
将棋の基礎を丁寧に解説してくれる「しょうぎ はじめました」
将棋の駒みたいな頭のおじいちゃんに教えてもらって、将棋を強くしてもらおう!というお話。
将棋のルールから、飛車角将棋、序盤の戦術・棒銀まで、初心者が「将棋とはどんなものか」がわかる構成になっています。
ポイントは「駒が進める道をよく見ること」
駒が進めるところに、頭の中でビームみたいに線をひくと良いそうです。
序盤の戦術では、一手一手交互に動かしたイラストが描かれているので、視覚的に動かし方を捉えることができ大変わかりやすい!
将棋全くの初心者の私も、駒の進め方が少しわかり、将棋って面白そうだなぁと思いました。
小学一年生の息子は、ちんぷんかんぷんだったようですが、「飛車角ビーム」が気に入ったようで、将棋に興味をもちました。
後ほどご紹介しますが、この絵本を読んだタイミングで将棋教室に参加、再度絵本を読むことで、絵本の理解が爆上がりしました。
百聞は一見に如かず!
絵本を読んで興味を持ったのであれば、とりあえず将棋の駒を動かしてみてください!この絵本の裏表紙をカラーコピーして切り抜けば、将棋セットを購入しなくても遊べるようになっています。
絵本にでてくるおばあちゃんが、変な格好していて、思わず笑っちゃうよ。
将棋の基礎を習い、その後絵本を読み直すと「飛車・角の重要性」「飛車・角が動けるように、はじめに道を開ける」ことがよくわかりました。
文・絵・アドバイス
【文・間部香代(まべ・かよ)さん】
ご自身も6歳の頃から、アマチュア4段の父より将棋の特訓を受け始めたそうです。香代の名は「香車」の駒から名付けられたそう。わかりやすい文章は、やはり実体験に基づいたものだと納得。
【絵・田中六大(たなか・ろくだい)さん】
絵を担当された田中さんも、小学生の頃に将棋を始められたそう。主人公の男の子のコロコロ変わる表情は、ご自身がモデルでしょうか。ユニークなおじいちゃん、特におばあちゃんのイラストに目を奪われました。
【アドバイス・香川愛生(かがわ・まなお)さん】
女流棋士として大活躍。9歳で将棋を始め、15歳でプロ入り。第35,36期女流王将。アイドルのようなとてもかわいらしい方で、YouTubeチャンネルや、インスタグラムなどでも活発に活動され、将棋界を盛り上げる立役者のようです。
対象年齢は何歳くらい?
対象年齢は小学生~だと思います。
ストーリー自体が、学童で将棋を覚えた主人公が、夏休みにおじいちゃんに稽古をつけてもらうという設定になっているので、小学生にとって親しみやすい。
ふりがなはありますが、「飛車」「角」などは漢字で書かれているので、未就学児には少し難しい絵本とうつるかもしれません。
もちろん、習得具合もあるので、ご家庭の状況によって読み聞かせてあげてください。
【将棋教室に参加】
この絵本を読んだタイミングで、近所の公民館で将棋教室があることを知り、参加しました。
優しいおじいちゃん先生が丁寧に「将棋のいろは」を教えてくれて、すっかり息子は将棋のとりこに。
ルール説明の後、実戦形式でいきなり将棋の駒を全部並べて対戦してくれました。
わざと駒が取られ易い位置に駒を進めてくれて、この駒を取るには、どのように駒を動かせばいいかを考えさせる指導方法。子供も駒が取れることで将棋が楽しいと思えたようです。
そちらの先生が初心者用に準備してくださっているのが、こちらの『マスター将棋』です。
将棋は駒によって動かし方が違うのですが、駒自体に動かせる方向が書いてあるので、初心者でもわかりやすい!!!
将棋は裏返して駒を変身させる(成る)と、また表とは違った動きになるので、動かし方を覚えるまでは書いてあると、とても便利だと感じました。
また、将棋盤にもはじめに駒を並べる位置が書かれているので、並べるのも簡単でした。
駒の素材は、プラスチック。
将棋盤は二つ折りにすることができる厚紙をコーティングしたような素材。水には弱そうですが丁寧に使えば、すぐにボロボロになるようなこともなさそうです。
駒を動かしていても、滑って見失うようなことはありませんでした。
木製に比べると、簡素な雰囲気ではありますが、持ち運びが簡単そしてお手頃価格!!!
ちなみに、木製&藤井聡太さんが使用していたと話題の初心者用の将棋盤はコチラです↓
絵本の中でも、「じいちゃんの木の駒は、置くたびにぱちんって音がして、気持ちがきりっとする」と書かれており、木の駒が上級者のような憧れもうかがえますね。
絵本と初心者向けの将棋セットをご紹介しました。
これから将棋を始めてみようと思う方には、どちらもおすすめです。
駒の特徴について詳しく紹介「しょうぎの くにで あそぼう」
将棋の駒の特徴について、詳しく書かれた図鑑の要素も盛り込まれた絵本です。
将棋が初めての姉と弟が将棋の国の王様に教えてもらいながら、将棋の対戦をするというストーリー。
駒をキャラクター化して紹介されているので、駒の動きが頭に入りやすい。また、基本的なルールや練習問題もついているので、攻め方や逃げ方も考えることができます。
こちらも初心者向けですが、ある程度将棋の遊び方がわかってから読む方が理解が深まります。
この絵本だけで、将棋を始めるのは少し難しいかもしれません。
「しょうぎはじめました」
⇒「しょうぎの くにで あそぼう」の順番で読むと、王手の受け方がよくわかったよ!
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