こんにちは!mocoです。
大阪出身・在住の私が、大阪の名物が描かれた本を4冊紹介します。どの本も大阪の魅力満載ですよ☆
【大阪うまいもんのうた】作:長谷川義史
「いちろうさんのまきばで~♪」って歌を聞いたことはありますか?『大阪うまいもんのうた』はアメリカ民謡『ゆかいな牧場』のメロディーに合わせた手遊び歌なんです。
娘が2歳の頃から通っていた大阪府内の支援センターで、先生がこの手遊び歌をしてくれました。
「おおさかには うまいもんが いっぱいあるんやで~♪」「たこやき ぎょうざ おーこのみやき ぶたまん!」「たこやき」のところでほっぺたを丸くつまんだり、「ぶたまん」はもちろん鼻をブーっとしたりするんです。家に帰ってからも、よく娘とこの手遊びをしていました。
その手遊び歌が絵本になったのがこちらの作品。2番や3番まで歌詞があるなんて知りませんでした!
タイトル通り「大阪うまいもん」の歌詞と共に大阪の名所が描かれています。通天閣に始まり、ごちゃごちゃした街中、かに道楽などなど、大阪の名物がずらりと表現されている楽しい絵本です。
作者の長谷川義史さんは大阪府の出身で、下町のようなどこか懐かしいイラストを描いた絵本を多数出版されています。翻訳でも大阪弁を発揮、出演されたローカル番組では下書きなしで描く姿も印象的でした。
対象年齢は1歳頃~です。親子で手遊びを楽しんでくださいね。
【なにわランド】さく・え:やまさき たかし
大阪の新世界に新しくできた遊園地「なにわランド」。大阪の名物がアトラクションになり、みんなを楽しませてくれます。
たこ焼きの形をした乗り物がくるくる回転する「たこやきカップ」や、通天閣からビリケンさんがぶら下がった乗り物など、乗ってみたい楽しいものばかり。
最後はやっぱり「○○!!!」あぁ、大阪の絵本にはオチやボケがつきものなんですねー(笑)
ところで、大阪でよく耳にする「新世界」。行かれたことありますか?私がこどもの頃はちょっと治安が悪いイメージでしたが、いまは観光客でにぎわうスポットになっています。大人になって初めて新世界で串カツを食べましたが、とっても美味しかったです。細かいパン粉がカリカリで、中の具は柔らかい!もちろんソースは二度付け禁止!!
みなさんもぜひ新世界で串カツを食べてみてください☆
対象年齢は2歳頃~かなと思います。お話の中の遊園地ですが、本当に行きたがるかもしれませんね。
【かべのすきま】文:中西翠 絵・澤野秋文
大阪のおばちゃんといえば『ヒョウ柄』!!!誰がいつこんなイメージを作ったんでしょう?大阪の街を歩いていても、ヒョウ柄のおばちゃんを見ることはありません。
でも、この絵本では『ザ☆大阪のおばちゃん』が登場します。図々しくて、よく笑い、でもなんだかあったかい。この絵本を読むと大阪のおばちゃんとちょっと話をしてみたくなるかもしれません。
タイトルや表紙からはとても想像がつかないお話の内容です。
対象年齢は5歳頃~かなと思います。大阪のおばちゃんは親切な方が多いですよ。買い物に行くと知らないおばちゃんに「このジャガイモ大きいで。あんた買っとき!」とよく言われます(笑)
【七福神の大阪ツアー】作:くまざわあかね 絵:あおきひろえ
『七福神』と呼ばれる七人の神様の名前、言えますか?わたしは言えません。。。この本はまず、七福神のメンバーを豆知識と共にご紹介。
・毘沙門(びしゃもん)さん
・大黒(だいこく)さん
・恵比寿(えびす)さん
・弁天(べんてん)さん
・福禄寿(ふくろくじゅ)さん
・布袋(ほてい)さん
・寿老人(じゅろうじん)さん
以上の七人の神様が、年に一度の慰安旅行に出かけました。行先は「大阪」。
現代の神様は、LINEを使ったり、プリクラを撮ったりとハイテクな様子。クルージングを楽しみ、日本一長い「天神橋筋商店街」で自由行動、なんと「USJ」にも行っちゃうんです。ボケあり、ツッコミありの珍道中を繰り広げながら、大阪の名所を満喫する物語ですよ。
絵本ではなく「児童書(読み物)」になります。ふりがな付きの漢字も出てくるので、小学校中学年くらい~が対象年齢です。作者のくまざわ あかねさんは落語作家として活躍しており、落語にも親しむことのできる作品です。
まとめ
大阪の名物・名所が表現された絵本と児童書を4冊紹介しました。大阪府民も府外の方も楽しめる本だと思います。
書籍を読んで、ぜひ大阪観光してみてくださいね!
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