

こんにちは!mocoママです。
今月は、なによむ?

7月といえば七夕、他にもユーモラスな絵本や勉強になる絵本を読みたいね。
この「毎月の推し絵本」のコーナーでは、日々読み聞かせをする中で、特に息子が気に入ったり、皆さんにも読んでいただきたい思った絵本を紹介しています。
今月7月は、七夕に関連する絵本を2冊選びました。
季節・行事の前にそれに関連する絵本を読むと、ワクワクする気持ち・待ち遠しい気持ちが高まりますし、行事を更に楽しむことができます。
他にも、お金や将棋の絵本など、実体験に活かせるような絵本も選びました。
こどもは「マネをする」ことが大好きです。
「学ぶ」は「まねぶ」とも言います。そう、マネをするところから学んでいくのです。
絵本の中の遊びや体験をマネをして、新しい世界を広げていってください。

【moco(もこ)】
●9歳差姉弟をもつ、2児の母
●本を読まなかった子供時代から一変!こどもへの読み聞かせをきかっけに、読書にハマる
●絵本の世界観を実生活とリンクさせる子育て実践中
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【7月といえば七夕】
1.七夕の願いは…「おこだでませんように」
息子が小学校1年生の七夕の前に絶対に読もうと決めていた絵本。
タイトルの「おこだでませんように」は、学校でも家でも怒られてばかりの主人公の僕が、入学してから教えてもらったひらながで一生懸命書いた七夕のお願いです。
どうやったら怒られないのかな?
どうやったらほめてもらえるんだろう?
男の子の切ない思いが伝わってきて、初めて読んだ時、涙がポロポロでてきました。
大人からするとバカらしいことも、こどもにとっては理由があったり、興味あってのことだったりしますよね。
こどもにとって、「怒られることはとても悲しいこと」だと、改めて考えさせられました。
読み聞かせた後「僕も怒られるのイヤなんだよ」って息子に言われて、怒らずに良い方向にもっていけるようになりたいと願いました。

親としても戒めの1冊です。
2.行事のおはなし絵本「たなばたセブン」
ヒーローが行事の由来について教えてくれるシリーズ七夕編
行事の由来ってぼんやりとしか覚えていないことはありませんか?
ヒーローが登場するという点で、こどもの食いつきがよい!
更に、かっこよくて力強いというよりも、明るくて少しおっちょこちょいな性格に親しみを感じました。

七夕の前に由来等を確認できるとベストですが、七夕の後でも、行事の意味を確認するとグンと理解が深まりますよ。
簡単な七夕飾りも一緒に作ってみてはどうですか?
ちなみに、こちらの「天の川」は切り込みが細かいと長くなります。
どんどん伸びていくので、お好みの切り込みを見つけてくださいね。

【ユーモラスな絵本】
3.妄想力半端ない!「もう ぬげない」
表紙だけで大爆笑の予感!
「このまま服がぬげなかったらどうしよう…」
大人からすると「なにやってんの?」っていうことが、子どもにとっては一大事。
このハプニングからの妄想がふくらみ続けて、一周回って超ポジティブ思考に(笑)
必死にジタバタする姿がかわいくて、思わず爆笑!
そして、最後にはまさかのオチに再び爆笑!

絵本を読み終わったら、同じ姿にしてあげてください(笑)
こどもは絶対に喜びます。でも、こどもはしつこいので、何度もこの姿にさせられます。
4.人間VSニワトリ「ニワトリぐんだん」
勢いに圧倒される絵本。
突如現れた「ニワトリぐんだん」
その勢いはとどまるところを知らず、キャベツ畑も全滅、コンクリートもつつかれて、人類滅亡の危機!?
このピンチに人類はどう立ち向かうのか?
シュールなお話です。
大人が読むと結末に驚きますが、こどもは怒涛の勢いで押し寄せる展開が深く考えずに楽しいです。
5.みんなが憧れる!「にだんベッドだいすき!」
ぼくたちの秘密基地!
二段ベッドの憧れが爆上がり!
二段ベッドって、どうしてこんなにワクワクするんだろう?
「寝るならやっぱり上の段!」…でも、「どっちが上に寝る?」でケンカに。
「わかる、うちもこうなる!」と、兄弟・姉妹のいるご家庭なら思わず共感してしまうはず。
やがて仲直りした二人は、二段ベッドで大はしゃぎ。
ひみつの場所みたいにおしゃべりしたり、遊んだり、まるで自分たちだけの秘密基地!
二段ベッドがある子も、ない子も、「いいな~!」と憧れちゃう一冊です。

まねしたい遊びが満載!
家に2段ベッドがなくても、布団の周りにおもちゃを持ち込んで「ごっこ遊び」すると、とっても楽しいです☆

毎日の読み聞かせに5日連続リクエストしたよ。
【勉強になる絵本】
6.お金について考えてみよう!「おかねにようかい」
「お金」について考える教養絵本
ダジャレ好きな妖怪「カネモン」と一緒に「お金」についてじっくり考えましょう。
お手伝いをしてお駄賃をもらった経験のある方は多いと思いますが、継続してお手伝いをするのは大変ですね。
頑張って働いたお金は、その後どうする?
ためる?
つかう?
テーマごとに分かれているのでわかりやすいです。
ダジャレ満載なので、気軽にお金に親しむことができる1冊です。
新紙幣の発行を機に、お金について考えてみませんか?

持っているおこづかいを全部1円玉にして積み上げると楽しいよ。
7.集中力が身につく!「かくれねこ しぜんのまち」
全集中できる絵さがし絵本。
まぼろしのいきもの「かくれねこ」が隠れているよ。
本書の特徴は、「かくれねこの色や大きさ、ポーズが変化する」ところ。
シンプルなイラストですが、色が変化すると、不思議と見つけるのが難しいです!
大人も真剣勝負!
息子はかわいいイラストがお気に入り☆
8.将棋の基礎を丁寧に解説してくれる「しょうぎ はじめました」
将棋初心者がはじめに出会う絵本。
将棋が気になる方にはオススメ。
良書です!
将棋の駒みたいな頭のおじいちゃんに教えてもらって、将棋を強くしてもらおう!というお話。
将棋のルールから、実戦形式の駒の動かし方(棒銀戦法)まで、初心者が「将棋とはどんなものか」がわかる構成になっています。
将棋のポイントは「駒が進める道をよく見ること」
駒が進めるところに、頭の中でビームみたいに線をひくと良いそうです。
将棋全くの初心者の私も、駒の進め方が少しわかり、将棋って面白いって思いました。

絵本を読んでから、将棋教室に参加したよ。
負けちゃったけど、考えるのがすごく面白い!

以上、参考にしていただけると幸いです。
また、ほかにも本を紹介していきますね!
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