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【泳げないけど一歩ずつ前へ】えらいこっちゃ!はじめてのプール

えらいこっちゃ!はじめてのプール表紙
『えらいこっちゃ!はじめてのプール』
文・かさいまり
絵・ゆーちみえこ
出版社・アリス館
mocoママ
mocoママ

こんにちは!mocoママです。
きょう、なによむ?

じゅん
じゅん

『えらいこっちゃ!はじめてのプール』が読みたい!

mocoママ
mocoママ

この絵本は泳げないこどもの不安な気持ちを的確に表しています。
水がへっちゃらな子もいれば、顔つけも恐怖に感じる子がいてるもの。
それぞれの気持ちに寄り添いながら、プールの楽しさを見出してあげたいと感じました。
「えらいこっちゃ」の言葉のパワーで明るい絵本に仕上がっています。

この記事を書いた人

【moco(もこ)】

●9歳差姉弟をもつ、2児の母
●本を読まなかった子供時代から一変!こどもへの読み聞かせをきかっけに、読書にハマる
●絵本の世界観を実生活とリンクさせる子育て実践中
●詳しいプロフィールはこちら

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【どんな本?】えらいこっちゃ!はじめてのプール

「えらいこっちゃのようちえん」「えらいこっちゃのいちねんせい」に続く「えらいこっちゃシリーズ」3作目「えらいこっちゃ!はじめてのプール」が2023年5月に発売されました。

子どもにとって、初めてのことや、苦手なことに出会う学校生活。そんなとき「どうしよう」と、つぶやくより「えらいこっちゃ」と、つぶやくほうが、身体の緊張がゆるくなるような気がします。言葉の持つ力でしょうか。

不安になる言葉より、大丈夫と思える言葉の方が、一歩前へ進めます。初めてのプールも「えらいこっちゃ」と、つぶやいて、のりこえていくのでしょうね。

かさいまり

「えらいこっちゃ!はじめてのプール」あとがきより引用

ぼくは泳げない。

ぼくは いちねんせい。きょうは初めてのプールだ。

「えらいこっちゃ」
「ぼくは およげない。」

主人公「ゆうとくん」のとっても不安そうな顔。
今にも泣きそうです。

一年生の教室では着替えるところから大騒ぎ!
プールに入る前のシャワー、体操してからの水かけ…。
泳げないどころか顔に水がかかるだけで「えらいこっちゃ」逃げたい!!!

今度は鬼ごっこ、フラフープくぐり…。
「えらいこっちゃ」の連続だ!ようやく終わったプールの時間。

あぁ、でも最後に最大の「えらいこっちゃ」が待っていた!!!
「せんせーーーいっ」

ぼくも泳げない。。。

泳げないこどもにとってプールはこんなにも不安に感じるものなのだと改めて思いました。
うちの5歳の息子も泳げません。
もちろん顔を水につけることもできません。

2023年の夏、市民プールに4回程泳ぎに行ったのですが、全く顔をつけられませんでした。
水中メガネをつけているのに「鼻に水が入る!!!」「息ができない!!!」と断固拒否。
「鼻をつまんで」などと言っても、なかなか伝わりません。

赤ちゃんの時から、お風呂で頭から水をバシャバシャかけてきたのですが、いつの頃からか顔に水がかかるのをとても嫌がるようになりました。

この絵本では、学校水泳で水慣れのための工夫も描かれています。
おにごっこ、フラフープくぐり、じゃんけん、宝さがし。泳げる私からすると、どれもとっても楽しそう。
学校水泳が始まれば、集団のなかで自然と身につくこともあるだろうと期待しています。

浮き輪と水中メガネ
じゅん
じゅん

「えらいこっちゃ」浮き輪で泳ぐと後ろに進んでいくー!

mocoママ
mocoママ

5歳の息子、いよいよ来年から1年生です。
息子と重ね合わせながら読み進めました。
絵本同様に「えらいこっちゃ」の連続だと思いますが、自信を持って水泳に臨めるように家でも少しずつ水慣れしていきたいなと思います。
まずは、お風呂でゴーグル顔つけの練習から!

対象年齢は何歳くらい?

主人公と同じ、小学校1年生頃~が対象かと思います。
今回、5歳の男の子に読みましたが、少し学校水泳に不安を感じたようでした。

小学生ならひとり読みもできるくらいの文字の分量です。
泳げる子どもにとっても「私もこんな時もあったな」と懐かしく感じる絵本でした。

mocoママ
mocoママ

以上、参考にしていただけると幸いです。

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