

こんにちは!mocoママです。
きょう、なによむ?

今日は、ぼくが気に入った絵本を8冊紹介していきます。
7月といえば、こどもにとっては待ちに待った夏休みが始まります!
普段できない体験をしたり、お友達と一日中遊んだり…。
前半では、暑い夏にしか味わえない冒険のお話や交通ルールの確認、乱れがちな睡眠に関する絵本を紹介します。
後半は、知識が身につく話、進化のお話をご紹介したいと思います。

【moco(もこ)】
●9歳差姉弟をもつ、2児の母
●本を読まなかった子供時代から一変!こどもへの読み聞かせをきかっけに、読書にハマる
●絵本の世界観を実生活とリンクさせる子育て実践中
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【もうすぐ夏休み!】
1.「ぼくらのひみつきち」
大冒険の末にたどり着いたのは、最高の秘密基地!
街から田舎に引っ越してきたばかりのケイタ。
ある日、知らない子どもたちに「でっかいクワガタがおる秘密基地に来るか?」と誘われます。
どこか近くの公園かと思いきや…山を越え、川を飛び越え、水を渡り…!次々と現れる大自然を乗り越えて、たどり着いたその場所とは?
子どもにとって、「秘密基地」ほどワクワクするものはありません!
さらに、この絵本では息子が大好きな「虫」がテーマだったので、大興奮で読みました。

虫好きな子はもちろん、「秘密基地に行ってみたい!」 そんな気持ちにさせてくれる一冊です。
2.「ピタゴラじゃんけん装置 QRブック ピタの巻」
見るだけの装置から「未来を予想する」装置へ。
●普通のピタゴラ装置
…予想外のことが起こる面白さを追求。
●じゃんけん装置
…頑張れば予想できる面白さを追求。
Eテレの番組「ピタゴラスイッチ」の中の大人気コーナーがそのまんま絵本になりました。
この絵本は、以下の流れで進みます。
「問題を考える(予想する)」
→自分が予想したじゃんけんのQRコードを読み取る
→動画で確認する
→次ページの解説を読む
解説を読むだけでも玉が転がるイメージはわかりますが、QRコードを読み取った方が、リアルに視覚に訴えますね。

予想の途中で、装置の仕組みがさっぱりわからなくなり、かなり負けました。
でも、予想が的中すると大人もめっちゃ嬉しい!

夏休みはせっかく時間があるから、装置を作ってみたいよね!
3.「あ、あぶない! よくみて、とまって、みぎひだり 子どもの身をまもるための本」
行動範囲が広がった小学生におすすめ!
『右、左、右』
「横断歩道を渡るときによく言われるけれど、実際には何をどう見ればいいの?」そんな疑問を具体的に教えてくれる絵本です。
交通ルールや身の回りに潜む危険を具体的にわかりやすく解説し、更に「合言葉」で学んでいきます。
たとえば…
おそとは 「と・ま・と」
とびださない!
まわりをよく見る!
とまる!
マンガのような構成で読み易く、実際のシーンを想定しながら、「こんなときどうする?」を親子で話し合うきっかけにもなりました。

自転車で飛び出したお兄ちゃんがとても危なくて、本当にびっくりしたよ。
ぼくもきちんとヘルメットをつけて気を付けたい。

夏休みは、友達同士で出かける機会が増えますね。
交通ルールを再確認して安全に過ごしましょう。
●2年生になり、校区内の習い事に一人で自転車で行くようになりました。何かあった時のために、往復の道順をしっかり決めています。
●また、お友達と公園に行くようになったので、道順や注意するポイントを確認しました。知らない公園に移動する時は、友達と別れて帰宅するようにルールを決めました。

4.「ねこすけくんがねているあいだに…」
寝ている間、頭の中はどうなっているか知ってる?
こっそりと夜更かしをしている(しかもゲーム!)をしている「ねこすけくん」の頭の中をのぞいてみると…。
【夜更かししている ねこすけくんの頭の中】
・ごみ(老廃物)でいっぱい
・考えたことを整理できない
・イライラがいっぱい
…など、大変なことに!
迷路・絵さがしなど、ゲームをクリアしながら睡眠の大切さ(みんいく)ついて学べる絵本です。「解説・あとがき」では、大人向けに詳しく解説されています。

生活リズムが乱れがちな夏休み。
「睡眠の大切さ」を親子で確認してはいかがでしょうか?

1作目「ねこすけくん なんじにねたん?」をはじめ、「眠る」がテーマの絵本はこちらの記事でも紹介しているよ。
【知識が身につく絵本】
5.「やさしくわかる性のえほん あかちゃんは どこから くるの?」
親子で性教育の第一歩に。
「赤ちゃんって、どこからくるの?」
子どもがふと口にする、でも答えるのにちょっと戸惑ってしまう質問。
この絵本では、「卵子」と「精子」がどうやって出会うのか、そして、お母さんのおなかの中で赤ちゃんがどのように育っていくのかを、やさしく語りかける言葉とあたたかい絵で丁寧に教えてくれます。
胎児の成長や、おなかの中でも音が聞こえているということに、息子も興味津々。
自然な流れで「性」について考えることができる一冊です。

とても大事なことですが、うまく伝えられない時にこそ、絵本の力を借りて一緒に学んでみてはいかがでしょうか。

赤ちゃんが、さくらんぼぐらい小さかった事に驚いたよ。
6.「やさいのがっこう いちごちゃんはやさいなの?」
知ってるようで意外と知らない「野菜と果物の違い」
ある日、ふたごのいちご のもとに届いたのは、「やさいの学校」の入学案内。
自分たちはてっきり「くだもの」だと思っていたので、びっくり!
私たち親子も、「いちごは野菜なの!?」と驚きましたが、読んでいくうちに納得。
野菜と果物の違いを、ストーリーの中でやさしく解説してくれました。
優しいタッチのイラストもかわいく、楽しく読めて食育にも役立つシリーズです。

「アボカド」は野菜と果物どっちだと思う?
【進化と恐竜の絶滅】
最近、大きな数や進化について興味を示しだした息子に読みました。
恐竜の絶滅に関しては諸説ありますが、やはり隕石の衝突説が有力なのでしょうか。
7.「13800000000ねんきみのたび」
進化について知りたい子におすすめ
まず、このタイトルのゼロが並んだ数字は読めますか?
そう、「138億」です。
ゼロがたくさん並んでいるだけで、こどものテンションが上がりました(笑)
原子から始まった人間は、138億年かけてながーいたびをしていたそう。
原子が星になり、やがて隕石になり…。ものすごーい年月をかけて、人間に進化してきた様子が描かれています。
・水に住んでいた生き物が、水から離れる練習をして鼻で息ができるようになった。
・恐竜にこどもを簡単に食べられないようにするために、たまごで産むのをやめてお腹の中で赤ちゃんを育てるようになった。
頑張ってできるようなことではないけれど、生き延びるために細胞が少しずつ変化していったのだなと、進化の不思議を改めて感じる絵本でした。
大人も参考になります。
■対象年齢:5歳頃~
8.「6600万年前……ぼくは恐竜だったのかもしれない」
時を経ても変わらない、親子の愛を描く!
仲の良い恐竜の親子に、突然ふりかかる隕石の衝突。
6600万年前、恐竜が絶滅したといわれているあの出来事が、絵本の中でドラマチックに描かれます。
最大の魅力は、なんといっても迫力あるイラストです。
力強い筆づかいから、肉食恐竜の凄みや、隕石の恐ろしさがひしひしと伝わってきました。
恐竜の絵さがしや、巻末には博物館情報もあり、恐竜好きの子にはたまらない、迫力満点の一冊です。
■対象年齢:3歳頃~

以上、参考にしていただけると幸いです。
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