

こんにちは!mocoママです。
きょう、なによむ?

今回は、ぼくの気に入った絵本を紹介するよ!
「時の記念日」「万博関連」計6冊です。
息子が小学2年生になり、少しずつひとり読みも増えてきましたが、相変わらず寝る前に絵本や児童書を読みきかせています。
「絵本を読まないと眠れない」というほど、寝る前の読み聞かせが定着していることが嬉しい!
そのため、布団に入るのが遅くなった日も、1冊は読むようにしています。(私の癒しタイムでもあります)
そんな息子と選ぶ今月の推しを6冊紹介します!

【moco(もこ)】
●9歳差姉弟をもつ、2児の母
●本を読まなかった子供時代から一変!こどもへの読み聞かせをきかっけに、読書にハマる
●絵本の世界観を実生活とリンクさせる子育て実践中
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【時の記念日】
6月10日は「時の記念日」というそうですよ。
忙しい現代社会では、「時間を守る」ことはとても大切ですね。
時間の感覚が持ちにくい息子と一緒に、「時間」に関する絵本を2冊読みました。
1.「あとでって、いつ?」
「あとでね」って、よく言われるけど…それって、いつのこと?
お惣菜屋さんを営むパパとママは毎日大忙し。「あそぼ」と声をかけても、なかなか遊んでくれません。
主人公のとっちゃんの心には、もやもやが少しずつ積もっていきます。
ぐちゃぐちゃに散らかった部屋で、小さな声でぽつり。
「あのね、ぼく……。ちょっとじゃなくて、いっぱいまってたの……」
その一言に、胸がきゅっとなり、涙が出そうになりました。
同じような場面を経験したことのあるご家庭も多いのではないでしょうか?
子どもの心の声にハッとさせられる、やさしくてあたたかい絵本です。

ついつい「あとでね」と言ってしまいがちですが、大人も具体的に時間を示し、こどもを安心させてあげることが必要ですね。
■対象年齢:3歳頃~
2.「メアリー・スミス」
知ってる?めざまし屋さんのお仕事!
まだ、信用できる目覚まし時計が手に入らなかった頃。
人々を毎朝決まった時間に起こす「めざまし屋さん」という仕事が、実際に存在していたそうです。
めざまし屋のメアリー・スミスは、細長い筒に入れた豆を吹き矢のように“ぷしゅっ”と窓に当てて、眠る人を起こすんです!
「こんな仕事が本当にあったの!?」と驚くと同時に、狙った時間と場所に命中させるメアリーの技に、思わず「カッコいい!」と声が出ました。

メアリー・スミス自身はどうやって起きていたんだろう?
もしかして、更に別のめざまし屋さんに起こしてもらっていたとか…?
■対象年齢:5歳頃~
【万博に興味を持ったので…】
2025年のビッグイベントといえば、「大阪・関西万博」でしょう。
大阪府民の私たちは、結構盛り上がっていて、家族でも遠足でも万博を訪れました。
そして、同時に1970年の万博もまた注目されています。
「万博」に関連する書籍を4冊紹介します。
3.「ミャクミャク ある日の おはなし」
ミャクミャクがふんわりやわらかいタッチになりました
森で見つけたどんぐり。
そこから少しずつ、出会いが広がって、、、どんどん友達の輪が繋がっていく。
まるでわらしべ長者のようなお話ですが、最後に手に入れたのは、物よりもとても大切なもの。
ところどころ、英語の表記も添えられていて、外国の方へのプレゼントやおみやげにもおすすめです。

ぼくもミャクミャクとお友達になりたいな。
■対象年齢:3歳頃~

4.「鉄腕アトム アトムたんじょう!」
アクションやロボットが好きな子におすすめ。
科学が生んだ最高のロボット「鉄腕アトム」誕生の物語。
・ロボットが「人間の心をもつ」とはどういうことか?
・人間よりもとても強い力を持つロボットと、人間は仲良く暮らすことができるのかな?
最後には「ロボットの人権」を問うとても深いテーマです。
労働力としてのロボットとは違い、人を助ける勇気をもつアトムの姿に、息子はただただ目を輝かせて読んでいました。
勇気とパワーのカッコよさにひきこまれるお話です。

大阪・関西万博の遠足でアトムがナビゲーターを務める「パソナ」パビリオンへ行く前に予習として読み始めました。
■対象年齢:5歳頃~

5.「大阪万博1970」
55年経った今でも未来を感じる、ガイドブックのような解説絵本
ページをめくると、まず目に飛びこんでくるのは、息子の大好きな「太陽の塔」。
芸術家の岡本太郎さんがデザインした斬新な塔の意味や、内部の様子も細かく解説されています。
全体マップをはじめ、太陽の塔やパビリオンの紹介までも、全てが細かい手書きのイラストで描かれているところが最大の魅力です。
写真でできたガイドブックよりも味があって、とっても親しみがわきました。
ページをめくっていくと、気になるデータもあり、少しクスッとなりました。
おとなの迷子ってどういうこと?
携帯電話もない時代、一度はぐれてしまうと二度と会えなくて大変だったでしょうね。

1970年の万博がこんなにも未来的だったなんて驚きました。
でも、スマホをはじめ2025年の現在は、確実に進歩しているとも感じる内容です。
■対象年齢:5歳頃~

まるで「太陽の塔」
6.「タローマンなんだこれは入門」
でたらめすぎて、よくわからない。
それなのに、なぜか気になる。その正体とは!?
「小学館入門百科シリーズ」といえば、昭和世代なら一度は目にしたことがあるあのシリーズ。
その懐かしさをそのままに再現しながら、「なんだこれは!」と叫びたくなるような異色のキャラクター「タローマン」を深掘りする1冊です。
万博で有名な「太陽の塔」の作者、岡本太郎さんの思想・芸術・言葉をもとに生まれた、特撮ヒーロー風のキャラクター。
モキュメンタリー番組『TAROMAN』で登場し、一躍話題となりました。
本書では、タローマンの必殺技、戦う姿、敵キャラ「奇獣」の紹介、さらには「奇獣の飼い方」まで、とにかく「なんだこれは!」のオンパレード!
岡本太郎さんの思考がギュギュっと詰まった渾身の1冊です。

昭和テイスト全開の濃いイラストや作りこまれたページに息子はページをめくる手が止まりませんでした。
しまいにはタローマンダンスまで真似しはじめるほどに(笑)

【タローマンクイズ】
タローマンのつの、タローホーンがいくつあるか、何も見ないで答えられるかな?
①9本
②10本
③11本
④でたらめ
(答えは下にあります)
■対象年齢:小学生頃~
【タローマンクイズの答え】
①②③④ぜんぶ正解。
(折れたり、はえたりするからいつでもでたらめだ。)
※実際に書籍に掲載されています。

以上、参考にしていただけると幸いです。
また、ほかにも本を紹介していきますね!
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