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【日記第14話】~わたしの絵本の読み方・選び方~②読み方編

moco
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こんにちは!mocoママです。
きょうは「絵本の読み方・選び方 ②読み方編」について語りたいと思います。

先日、普段からお世話になっている子育て支援施設で、「わたしの絵本の読み方・選び方」について子育て中のママたちを対象にお話する機会をいただきました。
その時の内容をまとめた記事の続きになります。

「①選び方編」の記事から読んでいただけると、更に内容が深まります。

この記事を書いた人

【moco(もこ)】

●9歳差姉弟をもつ、2児の母
●本を読まなかった子供時代から一変!こどもへの読み聞かせをきかっけに、読書にハマる
●絵本の世界観を実生活とリンクさせる子育て実践中
●詳しいプロフィールはこちら

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【絵本の読み方のコツ7選】

読み聞かせの際に、絵本選びの次に重要なのが「絵本の読み方」です。

「絵本を読んでもこどもの反応がない」
「絵本って文字を読むだけでいいの?」
「もっとこどもが喜ぶ読み方をしたい」

という方に向けて、私が日々工夫している読み方をまとめました。

絵本の読み方のコツ7選

①主人公の名前をこどもの名前に変えて読む
②動きをつけて読む
➂クイズのようにして読む
④イラストの細かい部分を見つけるきっかけをつくる
⑤絵本を読む時間を決める
⑥難しめの本と簡単(お気に入り)の絵本を混ぜて読む
⑦絵本と同じ体験・声かけをする

①主人公の名前をこどもの名前に変えて読む

ぜひ、みなさんにおすすめしたいのが、「主人公の名前をこどもの名前に変えて読む」方法です。
(作家の皆様、思いをこめてつけられた名前なのに変更してすみません、お許しください)

まるで自分が主人公になったように感じて、没入感が爆上がりします。
共通のモノ(主人公と名前が同じ!)があると親近感がわき、その絵本がもっと好きになります。

「ノンタン」「パンどろぼう」といった固有名詞になったものは変更しません。
「○○くん、○○ちゃん、ぼく、わたし」といった部分を何事もなかったようにそっと言い換えて読みます。

私の場合は、主人公のお友達や園の名前も、実在する友達や通っている園に言い換えて読んでいました。

読み手としては、本来書かれている名前をこどもの名前に変更するので、瞬間的に頭を使い、脳トレになりますよ(笑)

②動きをつけて読む

読み聞かせの会に参加していた時に「文章は淡々と読みましょう。感情は入れる必要はない、読み手が自由に内容をくみ取るものです」と言われました。

でも、私にはこの読み方は合わなかったので、動きをつけながら読んでいます。

例えば、フレッシュに本物のように描かれた絵本「くだもの」

絵本の中の果物を、赤ちゃんに本当に食べさせてあげる仕草をすると、次第に口をパクパク開けるようなしぐさをするようになりました。

「食べること」をまだ知らない赤ちゃんに「食べ方」を教えてあげます。
この読み方は、元保育園の園長先生に教えていただき、私の読み聞かせの原点になっています。
詳しくはコチラで紹介しています。

また、「だるまさんが」「ぴょーん」といった絵本では、だるまさんの動きをまねして一緒に揺れたり、ぴょーんのかけ声に合わせてジャンプさせてあげたりと、体を動かしてあげるととても喜びます。

言葉と動作を脳の中で繋いであげることはとても大事で、リズムも体全体で伝えてあげるといいですね。

➂クイズのようにして読む

絵本によっては、ページをめくると答えが現れるという展開の絵本も多数あります。

「ねこいる!」という絵本では、「ねこいる?」と問いかけるページにひーーっそりと猫がかくれていて、ページをめくるとねこが飛び出す仕組み。
すぐにページをめくるのではなく、クイズのように一緒に考え、想像してからページをめくると、思考力も身に付き、正解した時の達成感が味わえます

また、男の子は図鑑のような本を好むことが多いのですが、わたしはとっても苦手です。
ひたすら名前と解説を読むのはしんどいんですね。

こういった時は
「このページの電車の中でどれが好き?」
「○○が好きなのはどうして?色が好きなのかな?」
「○○はどこにあるでしょう?」

と、質問しながら読んでいくと、読み手も楽しめます。
対話も生まれ、こどもの好みを自然と知ることもでき、発見にも繋がりました。

④イラストの細かい部分を見つけるきっかけをつくる

絵本を読む時は、ストーリーとは関係なくても、イラストの細かい部分を口にしてみてください。

例えば
「犬が2匹いるね」
「この服は赤いね」
こんな感じです。

自然と「数」や「色」などを意識し、目がいくようになります。
何度か補助してあげると、今度は自分でどんどん発見していくようになり、細かい部分まで見る力がつきますよ。

細かい部分まで見るといえば、「バムとケロ」のシリーズ。

このシリーズはとっても絵が細かく、大人も見ていて飽きることがありません。
それどころか、細かく見ているとあらすじとは別のサイドストーリーが隠されていることが多々あります。
別の作品で登場したキャラがこっそりと登場していることもあり、絵さがしのようにも楽しめます!

⑤絵本を読む時間を決める

絵本を読む時は、時間を決めていますか?

なんでも「次はやろう」と思っていても、習慣になっていないことは後回し、結局「時間がない」という理由でやらないことはありませんか?

そこで、「絵本を読む時間を決めてしまう」ことをおすすめします。

私は「寝る前に2~3冊読む」と決めています。
育児書では「入眠の儀式として良い」とも書かれており、こどもよりも自分自身がかなりスーッと眠りにつけるようになりました(笑)

うちでは寝る前の絵本が習慣化しているので「絵本を読む時間なくなるよー」と声かけすると、ややスピードアップして寝る準備をすることも多いです。

⑥難しめの本と簡単(お気に入り)の絵本を混ぜて読む

絵本が好きな子でも、文字が多く、小難しそうなものは敬遠されることがあります。

そんな時は「難しめの本と簡単(お気に入り)の絵本を混ぜて読む」方法を試してみてください。

これは、読み手にとってもメリット大です。
5歳頃になってくると、長いお話も好むようになってきますが、これが結構大変です。
児童書を読み始めると1時間近くかかるものもあり、喉が渇くほど疲れます。

章に分かれていることもあるので、児童書の「1章分」と短い絵本2冊、といった組み合わせにすると、たくさん読んだ感が生まれてごまかせることも多々ありました。

寝る前の時間がない時も、簡単な本をサラッと読むだけでこどもは満足してくれます。

時間がない方にオススメの書籍はコチラ。

⑦同じ体験・声かけをする

最後に、ぜひとも実践していただきたいのが「絵本と同じ声かけ・体験をする」ことです。

◎まずは声かけから始めて見てください。

「おしっこしょうぼうたい」
この絵本は面白いですよ。

ついついおしっこをがまんしすぎて失敗してしまう男の子に「トイレが火事だよ。放水じゅんび!」と声かけし、おしっこが無事に成功するお話。

こどもがもじもじ、おしっこをしたそうにしていたら、「トイレが火事だよ。放水じゅんび!と同じように声かけしてみてください。
うまくいかないかもしれませんが、こどもの心には響いているはずです。

◎次に、絵本と同じことをやってみてください。

「おとうさん もう いっかい」
こちらの絵本では、お父さんの足にこどもを乗せて「飛行機」にしたり、お父さんのお馬さんに乗ったり。

読み聞かせが苦手なパパでも、絵本を読んで、実際にその通りにして遊んであげるとめちゃめちゃ喜びます!!!
そして「おとうさんもういっかい」って言われます(笑)

◎少しハードルは上がりますが、絵本に登場するホットケーキを作ったり、魚の絵本を読んで実際に魚の観察にいったりするのもとても楽しいです。

普段から、「遠足の前にはお弁当の絵本を読む」「ビーチコーミングの絵本を読んだら実際に貝拾いに行く」など、絵本と生活を紐づけるようなチョイスをしています。

絵本と実体験をリンクすることで、絵本がもっともっと大好きなりますよ!

【まとめと感想】

今回は、「わたしがやっている絵本の読み方」についてお伝えしました。

子育てが始まり、反応のない赤ちゃんに対して淡々と読み聞かせていた日々から、私なりに工夫をしてきた様子をまとめました。

moco
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絵本の読み聞かせは、あそびの一部だと思っています。
もっと楽しい親子時間が過ごせるきっかけになれば幸いです。

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