

(もこ)
こんにちは!
こどもへの読み聞かせ時間を楽しんでいるmocoママです。

この記事では旬や季節を感じるお話を紹介しています。
2月4日頃の立春を過ぎると、暦の上では春ですが、まだまだ寒さが厳しい2月。
お家で過ごす時間が長くなるこの時期は、親子で「言葉」の面白さにどっぷり浸かってみませんか?
今月の推し絵本は、「2月はどうして28日しかないの?」というカレンダーの素朴な疑問に答える本や、バレンタイン気分を盛り上げる1冊、そして、小学校低学年の息子がハマっている言葉遊びの絵本を厳選しました。
「勉強」としてではなく、「遊び」として日本語に触れる。
そんな親子で楽しめる読み聞かせ時間を提案します!

【moco(もこ)】
●9歳差姉弟をもつ、2児の母
●本を読まなかった子供時代から一変!こどもへの読み聞かせをきかっけに、読書にハマる
●絵本の世界観を実生活とリンクさせる子育て実践中
●詳しいプロフィールはこちら
【2月ならではの「なぜ?」と「ワクワク」を親子で楽しむ】

まずは季節感や旬を大切に。
バレンタインの甘い話題と、大人が聞かれても困る「2月の短さ」の秘密を解き明かします。
1.「ねずみくんとチョコレート」
シリーズ42作目となる本作品は、
バレンタインの時期にピッタリの「チョコレート」がテーマ
ねずみくんシリーズの魅力は、なんといっても短いセリフとリズミカルな繰り返しからのお決まりの展開。
それなのに毎回違うオチなので、「今回のオチはなんだろう?」と気になって仕方がないんです。
今回のお話では、ぞうさん、ライオンさん、くまさん…動物たちの体の大きさに合わせたチョコレートを配る ねみちゃん。
でも、最後に残った一番大好きなねずみくんの分は、ほんのちょっぴり。
しょんぼりしちゃったねずみくんを喜ばせる かわいい方法とは…?
安定のおもしろさと、心がふわっと温かくなる読後感。
バレンタインの時期に手に取りたくなる、あまーい一冊です。

シンプルな鉛筆のイラストに、ねずみ君の赤いチョッキが際立つところが好きだよ。

小さなお子さんは「体の大きさとチョコレートの大きさの関係」も自然と学べます。
シンプルで読みやすいお話です。
2.「カエサルくんとカレンダー 2月はどうしてみじかいの?」
大人も知りたい!
歴史とカレンダーの秘密を楽しく学べる知育絵本
「2月ってどうして短いの?」
そんな質問をお子さんからされたら、ぜひ手に取ってほしいのがこちらの絵本です。
突然現れたローマの偉大なる将軍カエサルくん(紀元前100年に生まれた偉人)が主人公の女の子にレクチャーする対話形式で進むこのお話。
カエサルくんによると、彼の偉業はこんなにもあるんだそう。
【カエサルの偉業】
・太陰暦(月の動きをもとにした、1年354日)をやめて、太陽暦(太陽の動きをもとにした、1年365日)に変えた
・1年の始まりを1月からにした
(それまでは3月始まり!)
・7月をJuly(Juliusユリウス・カエサル)と名付けた
・うるう年を作った
さらに、2月が短くなってしまった理由が、カエサルくんのわがままな息子ローマ帝国初代皇帝アウグストゥス(Augustus)にあるというから、またまたびっくりです。
【アウグストゥスの偉業】
・アウグストゥスの名前を付けた8月(August)を30日から31日に変更した
→その1日を2月から持ってきた
・30日、31日を調整して、今のカレンダーの形に整えた
こういった内容をいざ説明しようとすると難しいのですが、模型やイラストを用いてひとつずつ丁寧に解説してくれるので、スッと入ってきます。
ただし、内容は全体的に少し難しめで、文字量も多め。
じっくり読みたい小学生以上におすすめの一冊です。
【「ひらがな」の魔法!つける・つなげる面白さにハマる】

次に、小学校の国語でも習い始める「濁点」や「しりとり」など、文字そのものを楽しむ2冊です。
3.「てんてんきょうだいとまるねえちゃん」
半濁音(〇まる)をつけると意味の変わる言葉を見つけよう!
いい意味で、究極によみにくい絵本「てんてんきょうだい」の続編キターーー!
ことばに「てんてん」をつけるのが大好きな、てんてんきょうだい。
そこへ今回登場するのが、「まる」をつけるのが得意な、まるねえちゃん。
「たまには、まるつけようよ〜!」
「びーち」にまるをつけたら、どうなる?
「ぴーち」になった!
たったひとつ記号が増えただけなのに、音も、意味も、印象もガラリと変わるのが面白い。
濁点だと、ちょっと強くて訛った感じ。
半濁音だと、なんだかやさしくてかわいく感じますね。
シンプルなピクトグラムとはっきりした色合いも目を引くので、文字を読み始めの子にも興味をひきやすいです。
オリジナルの言葉を考えながら、語彙力を楽しくアップさせることができる1冊です。

「ほんかん(本館)」に〇をつけると「ぽんかん(みかん)になった!」

ごのじりーずは、声にだじで読むど、おもじろざがばいぞう!
よみぎがぜでもりあがるよ。
(全てに濁点がついているので、こんな感じ(笑))
意味が変わる言葉をもっとたくさん知りたい方は、こちらで解説しています↓
4.「る」
しりとりの天敵(?)「る」攻めもまかせて!
語彙力がぐんぐん広がる一冊。
しりとりで「る」から始まる言葉に当たると「ゲゲッ!」って思いませんか?
このお話は、しりとりはかせが「る」から始まる言葉を求めて街中を探し回る愉快なストーリー。
身の回りで思いつく「る」といえば…
・ルー
・ルービックキューブ
・ルーレット
……考えるのに時間がかかりますね。
特に印象的だったのは、「瑠璃色」の虫や鳥がたくさん登場するところ。
色や生きものの名前まで、自然と語彙が広がっていきます。
しりとり好きの息子も楽しみながら語彙を増やしました。

今度は「ず」から始まることばが載った本が読みたいよ。
【寒さも吹き飛ぶ!リズムとナンセンスが心地よい言葉遊び】

最後は、理屈抜きで楽しめるリズム重視の絵本で、1日の締めくくりを笑顔にします。
5.「いかあげ たこあげ」
日本語の面白さが飛び交う言葉遊び絵本
文を書いた「高畠じゅん子」さんと絵を描いた「高畠純」さん。
「ふたりの名前が似ているのは偶然です」と書かれていますが、読者からすると、お二人がコンビを組まれていることから、既に言葉あそびの予感がしますね(笑)
凧揚げをしていたイカに対して、タコが一言。
「たこあげするな」
そこにイカが一言。
「これは いかあげ ですよ」
タコがあげるのが「たこあげ」なら、
イカがあげるのは「いかあげ」?
イカが食べれば「スイカ」
タコが食べれば「スタコ」?
カバン、カメラ、トランプ…単語の中に動物の名前が入った言葉を全部「タコ」に置き換えてみると、とってもへんてこりんな言葉に。
…ということは、凧あげは「誰」があげるかは関係ないようですね(笑)
ことばの「音」がとっても楽しく盛り上がりますが、耳だけではこんがらがってしまうので、「文字とイラスト」の良さがとても活き活きと感じられます。
なぞなぞのような、ダジャレのようなユーモラスなやりとりが楽しめるお話です。
6.「こまった こまった」
一言しかないのに、こんなにおもしろい!
「こまった こまった
むかでの おでかけ」
玄関に置かれたムカデのブーツ。
きちんと足の数(21足)あるし、ぐちゃぐちゃでもなく整えられているし、外は晴れていて天気も良い!
「いったい何が困ったの?」って思うでしょう。
でも、ページをめくって絵を見ると…
「あぁ、たしかにこれは困るよね」
って、読みながら首をうんうんと頷いてしまうのほどの納得な世界が広がっています。
ページをめくる前に予想して、せーのでめくってクスっと笑う。
この繰り返しが癖になって楽しい!
短く読めて、大満足の1冊です。

以上、参考にしていただけると幸いです。
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