

(もこ)
あけましておめでとうございます!
moco(もこ)ママです。

毎日約30分、読み聞かせをしてもらうぼくのおすすめの本を紹介していくよ。
「あけましておめでとうございます!」と始まった1月。
お正月遊びや美味しいものに囲まれて楽しい時期ですが、
「干支や日本の行事を自然に教えたいな」
「お年玉を無駄遣いさせたくないな」
と、ちょっぴり教育的な視点も気になりますよね。
今月の推し本は、小2の息子がくすくす笑った干支の絵本から、お年玉をきっかけに始めたい最新の金融教育まで、親子で過ごす冬のおうち時間にぴったりのラインナップをお届けします。

【moco(もこ)】
●9歳差姉弟をもつ、2児の母
●本を読まなかった子供時代から一変!こどもへの読み聞かせをきかっけに、読書にハマる
●絵本の世界観を実生活とリンクさせる子育て実践中
●詳しいプロフィールはこちら
【季節・伝統・お正月】

年末に準備する「おせち料理」については、前回の12月の記事でご紹介しました。
今月は、いよいよお正月っぽいお話や、2026年の干支(午)にちなんだお話を紹介します。
1.絵本「おぞうにくらべ」
みんなの家ではどんなお雑煮を食べる?
お正月、お友達のおうちでいただいたお雑煮を見たきみちゃんはびっくり!
うちのお雑煮と違う…。
自分が食べているお雑煮以外の味があることに驚いたきみちゃん。
たとえば…
・お野菜いっぱい しょうゆ味
・さといもが入った お味噌味
・四角いおもちに 魚とイクラ
地方によって様々な伝統があることがわかり、いろんな味のお雑煮を食べてみたくなりました。
おともだちのお雑煮も美味しいけれど、やっぱり自分の家のお雑煮が一番!
慣れ親しんだ家庭の伝統の味にほっと温まるお話です。

私も子供の頃は、「おばあちゃんが作るお雑煮」が「お雑煮という食べ物」だと信じ込んでいました。
2.絵本「はらぺこえびすのおしょうがつ」
期待を裏切らない、おしいし絵本
ここは神様の台所。
いよいよ明日はお正月…という大事な時に、猫に鯛をとられてしまった!
はらぺこえびすさんは、もう一度鯛を釣りに行くことに…。
おなかが空いている時は、山も月も景色さえ、見えるものすべてがおいしいものに見えてくる。
えびすさんの目に映るものは、かずのこ、だてまき、かがみもち!?お正月に欠かせないお料理のオンパレードに、読みながら思わずよだれが…。
そして最後に、鯛だと思って(鯛に見えて)釣ったものは、まさかの〇〇というオチ(笑)
「はらぺこサンタのクリスマス」に続く第二弾!
リアルで迫力のあるイラストだからこそ生まれる、想像力豊かな勘違い。
笑えて、ちょっとお腹が空いてくる。
お正月に読みたい一冊です。
3.お笑い絵本「うまにんげん」
新年初笑いにぴったり!
干支・午(ウマ)のお笑い絵本
猛スピードで走るケンタと子馬。
出合頭にぶつかった瞬間、とんでもないことが…
人間の上半身に、馬の下半身の「うまにんげん」。
合体したら不幸になるのかと思いきや、足が速くなって毎日がちょっと快適。
意外と悪くないらしいのです。
では、残りの「馬の上半身」と「人間の下半身」は、どうなったのでしょうか……?
作者は、お笑いタレントの板尾創路さん。
この発想、この間、このオチ。
面白くないわけがありません。
インパクト大なイラスト、ユニークな発想と、背景に散りばめられたギャグも楽しいこちらの絵本。
「道路で走るときは気を付けよう」という教訓もこめられています(笑)
【冬休みは好奇心を伸ばす】
のんびり過ごしているとあっという間に終わってしまう冬休み。
自由研究といった大きな宿題はないかもしれませんが、身近な物に関心を持ち「なぜ?どうなっているの?」をじっくり考えるチャンスです!
4.絵本「みえないおしごと」
「書店員が選ぶ絵本新人賞2025」
「大賞」&「絵本専門士賞」
ダブル受賞した話題の絵本
信号機、回転ずし、水道の蛇口…
中は見えないけれど、便利なツール。
どうやって動いているのか、知っていますか?
この絵本は、現実の機械ではなく「こびとのおしごと」で仕組みを表現したユニークな世界観が魅力。
短い言葉とイラストで「おしごとの物語」が自然と浮かび上がり、子どもが思わず「本物もこうなのかな?」とのぞきたくなるワクワク感がめっちゃよかったです。
ページをめくる前に「乾電池はどうやって電気を送っていると思う?」など、問いかけながら読み聞かせ、クイズのようにも楽しめました。
見えないからこそ、広がる世界。
想像力を刺激してくれる、読み聞かせにもぴったりの一冊です。
【お金について考える本】

お正月にお年玉をもらったお子さんは多いのではないでしょうか。
さて、もらったお年玉はどうしていますか?
貯金?
使う?
投資する?
お年玉は最高の教育チャンス!
親子でアップデートする「お金の教養」が学べる書籍を2冊紹介します。
5.学習漫画「お金の大冒険」
一生モノの知識をプレゼント!
お金の不安を自信に変える冒険マンガ!
195万部突破、令和イチ売れてるお金の本『お金の大学』著者が贈るオールカラー漫画超大作!
平凡な少年ソータが異世界で冒険しながら、お金の妖精リョーちゃんと共に「5つの力」を身につけていくストーリー。
自分の力で稼ぎ、時には騙されてお金を失い、それでも投資や効率化によってお金を着実に増やしていく姿に、読む手が止まりませんでした。
読んでいてかわいそうになるときもありますが、落ち込みながらも成長する姿には応援したくなるものがあります。
この本を読んでから、息子が欲しいものがあったときに「他のお店ではいくらで売っているだろう?」「贅沢しちゃったかな」と少し立ち止まって考えるようになりました。
556ページ、厚み約3cmのボリュームですが、漫画なので息子もどんどん読み進めることができました。(読み聞かせた部分もあります)
大人もめちゃめちゃ勉強になります!
一生役立つお金の知識がぎゅーっと詰まっていて、親子でしっかり学びたい1冊です。

親が与えるのは、お金ではなくお金の知識です。

せっかくもらったお年玉。
使わずに投資に回したら、どれだけ増えるのかな。
6.実用書「空想金融教室」
なんだ!このマニアックすぎるお金の教科書は!
もしも、昔話の登場人物に金融の知識を身につけていたら…?
空想シリーズでお馴染みの柳田理科雄さんと、みずほファイナンシャルグループがタッグを組んだこちらの書籍。
金融のプロの視点が入ることで、昔話がどんどん想像の斜め上へ転がっていきます。
たとえば…
【浦島太郎が大金持ちになれる最高のプランとは?】
竜宮城へ行っていた300年間の間に、浦島太郎が長期投資していたら、資産はどうなっていたのか?
→ところが、銀行口座は10年間出し入れがないと休眠口座になってしまう。
→では、最適解はなに…?
こんなふうに、物語を追いながら「なるほど、そういう落とし穴もあるのか」と、ただただ驚くばかり。
13話の昔話を題材に、投資だけでなく、保険やマーケティングにまで多岐に渡り、読み進めるだけで自然と金融知識が詰め込まれていくのを感じました(笑)
元々の昔話のあらすじも掲載されていますが、まずは知っているお話から読むのがおすすめ。
いままでの常識をひっくり返すマニアックな一冊です。

字が細かくて、内容も難しかったから全部は読めなかったけど、面白いからぜひおすすめしたい。

イラストが多く、こども向けに作られていますが、大人にとっても教科書といえるでしょう。
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今回は、縁起ものであるだるまのポストをご紹介して終わりにしたいと思います。
大阪府「勝尾寺」のダルマが最高でした✨️
— moco(もこ)@絵本紹介ブログやってます (@moco_naniyomu) October 11, 2025
「勝つ」とは、「自分と向き合い、自分の弱い心に打ち勝つ」んだそう。
中におみくじが入っている小さなダルマは、どこに置いても良いとのこと。
至るところにかわいいダルマが並んでいて、ダルマ探しも楽しい😊 pic.twitter.com/1GqyP8PdkU

以上、参考にしていただけると幸いです。
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